3.0
迷う採点
世界観、時代背景もよく描けていると思う。当初、オイディプス王やサムソンが出てきた時、神話や民俗学に詳しいんだろうかと読んでいたが、鬼をストリキニーネで眠らせたあたり、滑稽で手が止まった。
あまり四王天さんも好きではなくて、でも自分も神話や摩訶不思議な世界は好きなのでめくっていくと、ヨワルデパズトリが。
よほどの通とお見受けしました。
だとするとストリキニーネも何か含みがあるのかな
途中までしか読んでないけど、この先出てくるだろうヘンゲたちは、国内外の伝説神話寓話伝承からの魑魅魍魎の大集結で、世界中で語られ続けている「実話」が元なのかも知れない。それならこのコミックはそういう伝説のもののけたちを知る上で楽しい仲介役かも。
鬼を飼うというタイトルもいい。
☆4かと迷ったけど先を読んでいないのと、
百鬼夜行抄、雨柳堂を読んだ身としては厳しく採点したい。
でも☆4と信じて続話読みます。
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