【ネタバレあり】彼方からのレビューと感想

JKの子が異世界へ

日本のある土地で起きた事件に巻き込まれた典子は異次元から異世界へとタイムスリップ？してしまった。
そこの世間で助けられた青年が強くて優しくそして人間だが人間でないような力を持つ彼と共にある敵と立ち向かうストーリー展開。
コミックで全巻持っているけどついつい読んでしまった！
面白いのは変わらない！

冒険ファンタジーと深いスピリチュアル

子供のころに単行本を何冊か買って読んでいた、大好きな作品。また電子で最後まで読むと、こんな深い内容だったんだ、、、と、何回も読み返してます。
ひかわ先生自体が不思議なものを見たり、色々思い巡らすことがあるからなのか、ストーリーはノリコが異世界に突然移り、そこで出会ったイザークとの壮大な冒険が繰り広げられるんですが。
時々ハッとさせられるような大事なメッセージがけっこうちりばめられていて。

特に話が佳境に入ったあたりでイザークが天上鬼であることへの不安が描かれていたり、自分の心の状態と向き合い出した辺りから、より深くなっていきます。

ノリコとイザーク、ふたりの愛が少しずつ深まっていって、最初あんなに無愛想だったイザークがノリコに拒絶された時にちゃんと追いかけて行って「好きだ」って言えた時はめちゃ嬉しかった、、、
ノリコは最初からけっこう素直だったけど、イザークの変化はすごくて。ノリコへの過保護ぶりとかを指摘されてるシーンを見てから昔に遡ると実はけっこう前からそうだったりとか、読み返す面白さがそういうところにもあったりします。

最後の聖地でのノリコの覚醒してからの活躍ぶりもすごいし、映画化されないのかなぁと思うような、ナウシカにも負けないすごいストーリーです。

バラゴとか最初は敵役だった人たちの変化もいっぱい見れるし灰鳥一族の3人の話とかも地味に好きです。少女マンガにありがちな、登場人物が似たり寄ったりとか全然無いのもすごいし、ガーヤとかバラゴ、ドロスみたいな見た目的にも個性的なキャラも好きになってしまいます。

書き出したらキリがないくらい好きな要素がつまりまくりです。

手探りの愛

昔、読んだものをまた読めるのが、嬉しいです。ひかわ先生の外の作品も好きです。可愛い主人公の冒険が楽しみですね。

ひかわ先生の長編大作です。異世界に飛ばされた気弱な女の子と、怪物と言われためちゃくちゃ強い男の子の話し。もちろん全巻揃えてます。

昔から大好きな漫画

最初から完結まで、最高でした！！
かわいいのに芯が強いノリコと反して、強いのに心が繊細なイザーク。お互い一緒にいてはいけない存在なのに惹かれあっていくところがなんとも言えません。スピンオフあったらいいのになぁ…！！

懐かしい！そしてワクワク！

学生時代に読んでいました。イザークの頑なな心が、典子という癒やしを得て、徐々に変化していく様は、いま読んでも色あせないワクワク感があります！ぜひ、一読を。おすすめです。

何度も読みたくなる作品

イザークと典子が出逢えて本当に良かった！2人でないと、世界は悪い方向に進んで行ったと思う。どんな人にも悲しみや寂しさがあって狂っていくんだなと思った。

何年経っても色褪せない物語!!

雑誌連載している当時から読んでいた、大好きなひかわきょうこ先生の作品でも"ダントツ"に好きな作品です。
今流行りの「異世界もの」ですが、主人公･典子は言葉が通じない所から始まる…という珍しい設定で物語は幕開けします。
言葉は通じなくても勉強して覚えよう！とポジティブに考えられる柔軟さ、非力でも仲間を想う優しさや心の強さが、平凡な普通の女子高生･典子の魅力であり、徐々に明かされていく過酷な運命にも立ち向かう明るさや勇気、その姿勢が、周りにもどんどん良い影響を与えていく！
また典子とともに旅するイザークもイケメン過ぎるイケメンで、典子を想い全力で護る姿に何度もキュンキュンさせてくれます!!
お互いを想い、自然と恋に発展していく二人の関係性も大注目です。
また、ひかわ先生の一見シンプルに見えるけど、確かな画力で描かれる個性的でかつ魅力的なキャラクター達。キャラの描き分けやファンタジーな世界観･戦闘アクションシーンも凄い！
そしてラストまで惹き込まれるストーリー。
典子とイザークの絆、そして仲間達の活躍、是非とも最後まで沢山応援して読み遂げて欲しいです！

大好きなファンタジー

ノリコが可愛くて頑張り屋でめげない大好きな女の子。ひかわさんの作品に出てくる女の子は総じてカッコいいです。

素晴らしい

どんどん引き込まれる物語。
構成も確立されていて、読んでいて安心感すらある。ロトの紋章やドラゴンボール、数ある漫画の中でもトップに入ると思う。