5.0
作家さん買い!ネタバレ含
レビュー書き換え〜ネタバレ含む〜
笹木さささんの作品は全部読んでますが個人的に作品の中で1番好き。前からとても綺麗だが男性の絵柄が少し変わりとても好きな感じ。笹木さんの和物に対して右に出る物はいないと思ってる。
今回は兄と妹の禁断モノ!完結済
辰治兄さん、めちゃ好きです。寡黙なイケメンって感じ。
兄の辰治は感情を表に出すタイプではないのであまり描かれてない。唯一、25話は辰治の感情が描かれている。
中々読めないが咲の事が昔から好きなんだろうと言うのは感じる。だが兄妹なので黙っている。
本当は兄は引き取られてきたから血は繋がっていないけど、母親が亡くなった時に咲は塞ぎ込んでしまったので座長の父親に「血が繋がらない事は黙っておいてくれ」と言われたから言っていない。
咲だけが辰治と本当の兄妹と思っている。
涼太郎が出てきて咲と付き合う事になり、爆発した辰治が無理矢理身体を奪う。
流されていた咲だが、兄妹でこんなことするのはおかしい!と考えてた時に涼太郎にプロポーズされ結婚を決める。
涼太郎は2人が本当の兄妹ではないことを知るが咲を手放したくないので黙っている。
咲は辰治のことが忘れられないが兄妹だし報われないしこれ以上涼太郎を裏切れない。向こうの両親にも会い結婚の話も進む。涼太郎の両親は事業を営んでおり咲と一緒に劇団を辞めて継いで欲しいと言われる。
もう芝居が出来ない、と思った咲は「最後に一人で踊りたい、最後の晴れ舞台にする」と父親に言う。
無事に引退舞台は成功する。
やっぱり辰治が忘れられない咲は涼太郎に婚約を破棄を申し入れる。
承認した涼太郎だが、2人が本当の兄妹じゃないことは最後まで言えなかった。
咲は辰治に「最後の思い出にするから抱いて欲しい」と言い、劇団から去る。
1年後、やっと居場所を探し出した辰治が咲を迎えに行き、血が繋がっていない事を伝えてハッピーエンド!
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