4.0
幸せ気分になれるマンガではないけど…
うまくいかない恋心を描いた作品かな。
君に届けが好きでこちらも読んだのですが、君に届けと違って、実らない恋心の切なさを感じる作品でした。
でも、若い頃、確かにこういう感情があったと思い出させてくれた。
実らなくても、間違いとわかってても、どうしようもない気持ちみたいな。そしてそれを大事にしたい気持ち。
朱美のグチャグチャな想いの変化みたいなのも私は共感できた。
個人的には雄平くんがいいなぁと思った。
そして、正直であること、正直でいられる強さみたいなことの大切さを思い出した。
キュンキュンしたくて読み始めたので、そういう意味ではちょっとつらくなる場面が多かったけど、高校生くらいの瑞々しい気持ちを思い出させてくれるよい作品でした。
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