5.0
涙を堪えながら読んでます
強く想い合っているのに
許されない2人の関係がもどかしく、とにかく切ない物語
特に廣臣の一途さの描き方は秀逸
心をころし、自らの手を汚しては、愛する人を守り抜くため
本音を隠し、想いに蓋をして生きるしかない
彼の苦悩は想像を絶する
廣臣は、藤乃への想いを醜く歪んだものだと言うけれど
たとえ今まで、どんな事をしていたとしても
私にはそれこそが、紛れもない純粋な愛にみえる
どうか2人に、心から笑い合える未来が訪れますように
そう願わずにはいられない。
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