5.0
子どもの頃に太っていたことがコンプレックスだったヒロインですが、見事に大変身。
随所に見える執事さんの働きがとても良かった。
ヒーローも誠実な感じで頼りになるし、サスペンス要素もあって楽しめました。
- 0
レビュアーランキング 3156位 ?
5 | 148件 | |
---|---|---|
4 | 295件 | |
3 | 450件 | |
2 | 226件 | |
1 | 81件 |
101 - 110件目/全137件
子どもの頃に太っていたことがコンプレックスだったヒロインですが、見事に大変身。
随所に見える執事さんの働きがとても良かった。
ヒーローも誠実な感じで頼りになるし、サスペンス要素もあって楽しめました。
今まで読んだハーレクインとはちょっとひと味違った作品でした。
恋愛あり、サスペンスあり、バトルあり、ファンタジーあり。
でもドタバタしているわけではなく、ちゃんと話がまとまっていて楽しめました。
ダンもキャシーも頭が良くて、人に流されたり恋愛でいっぱいになったりするような人物でなかったし、変なこじらせやすれ違い、決めつけなどもなくイライラせずに読めました。
ジョナスの正体が最後わかりますが、そのあたりがファンタジーで、これまで読んだハーレクインにはなくて新鮮でした。
キャシーだけでなくジョナスもハッピーエンドで読んでよかったです。
ヒロインの人に対する接し方が愛情たっぷりで、ヒーローがヒロインに惹かれていくのも納得でした。
ヒーローの弟が二人の恋の障害になるのかと思いましたが、姪っ子ちゃんのおかげで案外アッサリで・・・
女神様が二人を引き合わせてくれたことがわかったときは、私も幸せな気持ちになれました。
読み終わってあたたかくなれる作品です。
ヒロインが少し自己完結タイプで頭も固く、思い込みが強くはありますが、子どもより恋愛に走る女性ではなかったので嫌悪感はありませんでした。
何より赤ちゃんを最優先に考えていました。
ヒーローも予想に反してとてもいい男性で、一人で育児に挑戦したみたり友人の赤ちゃんでオムツ替えを練習してきたりと彼なりに父親としてがんばります。
ミルクひとつで大のおとなが何人も試行錯誤するのは微笑ましかったです。
嫌な登場人物もいないし話数も少ないのでサクサク読めます。
ハッピーエンドを素直に喜べる作品でした。
田舎者のヘンリエッタとプレイボーイのデベン伯爵の物語です。
身分違いの恋、なのですが、ありきたりな最初から諦めたり身を引いたりする消極的な展開ではなく、ヘンリエッタが堂々としていて気持ちいいです。
伯爵も強引ではあるけれども、ヘンリエッタに恋してからはピュアな部分が見えたり必死さが見えたりして憎めません。
物語の途中、時折クスッと笑えるところもあり、読み終えても心地よかったです。
本当の両親ではないけれど、あたたかくて優しい育ての親とたくさんの兄弟に囲まれて愛情いっぱいに育てられた炎子と、男の子というだけで母親に疎まれ、双子の女の子と差別されながら愛情を知らずに育った樹。
正反対の環境で育った二人が出会い、樹が炎子に徐々に心を開いていく過程がよかったです。
母親の愛を受けるため、男であることを捨て、樹であることを捨てて生きている樹が不憫でなりませんでした。
最後は樹がとても幸せに暮らしている様子が描かれていて、母親との関係も修復中のようで安心できました。
マチ先生、かわいいです。
千葉弟に迫られ、冗談だと交わしながらも千葉兄との叶わなかった恋を思い出し揺れる心。
教師だと自分に言い聞かせる気持ちも共感できます。
千葉兄が現れてますます揺れるマチ先生が気になります。
最初は「どうかな?」と手探りで読み始めましたが、途中からどんどん引き込まれて最後まで楽しく読めました。
自分の気持ちに気付いているのに、ルールに縛られて身動きが取れなくなっていることにヤキモキします。
でもこれもバンドや音楽を大切に思っているからで、自分の感情を優先しようとしていないことに感心させられました。
物語を進める上で、ライバルや悪者は必要になるのはわかりますが、樹実が本当にキライでした。
みんなもっと突き放せばいいのに・・・
順風満帆にはいかないけれど、その都度解決していく素敵な青春物語でした。
曲がったことが大嫌いで、手が出るのは早いけど素直で優しい文乃ちゃん。
怒ったら鬼怖いけど、何があっても助けて守ってくれて、相手の気持ちを察してくれる先生。
大人の事情に振り回されても笑顔を絶やさず、人懐っこくてとにかくカワイイ鉄平くん。
3人がいろんなトラブルを乗り越えながら、本当の家族になっていくのをキュンキュンしたり笑ったり、切なくて涙を流したりしながら読みました。
何度泣いたかなぁ・・・
その他の登場人物もイヤな人がおらず、先生のお父さんでさえちょっと可愛いげがあって、みんな魅力的でした。
翔馬くんの恋、つらかったな。
思い出しても切なくなります。
幸せになってほしい。
文乃ちゃんと先生、過去は違うけれどあたたかくて幸せな家族を求めるのは同じ。
運命の人に出会えて私も幸せな気持ちになりました。
容姿端麗な姉にコンプレックスを持ちながら地味に生きてきたジェーンですが、実は姉にも劣らぬ美人で魅力的な女性でした。外見だけでなく、心もきれいで勇敢だということにラリーが気づいてくれて本当によかった。
ラリーも最初は遊び人で流行りや体裁ばかり気にしていましたが、ジェーンと一緒にいるうちにそれより大切なものを知ってどんどん自然体でいるようになったのが微笑ましかったです。
何よりジェーンの意思とは関係なく欲望のままに身体の関係を結んだり、順序を無視して妊娠したり、素直にならず勘違いでこじらせたりというあるあるがなくてよかったです。
ラリーはとても紳士で、ジェーンは内に秘める強さがあって二人ともとても素敵でした。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています