4.0
どれだけ傷つけられるのか
純粋な子供を育てること、それが美味しいのではなく、頭脳の良い子を育てるのがいいのだという。なぜどうして?!
信じるのもはなんなのか?苦しい中でも仲間を信じられる純粋な心が痛々しい。でも、そうであってほしい。信じていいのであれば。
自分はどんな存在なのか、頭脳がいいだけに葛藤は繰り返すのだろう。
許されないルールを一つ一つ乗り越えるたび、汚れていくような感覚を受ける。許す、なんて言葉は存在しない。
だめだ、やめるべきだ、とまれ!
叫びたくなる瞬間も、主人公の脱落を想像してしまう自分がいる。
ぜひ私の期待をネチネチとと裏切ってほしい。
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