5.0
個人的に思う『少年漫画』のイメージからすると、それよりも洒落た印象の作品です。アメリカのホームコメディってこんな感じじゃないかな、と思わされるノリです。主役の三人が三人、ちょっとやそっとじゃ言えない秘密を隠して、大真面目に日々を過ごしている筈なのに、何だか可笑しい。……いつか[任務]が終わり、その時、彼等はどうなるのか。どんな形で終わるのか。
少女に感情移入し易かったので、最後は「三人」が笑っていて欲しいと思う。
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個人的に思う『少年漫画』のイメージからすると、それよりも洒落た印象の作品です。アメリカのホームコメディってこんな感じじゃないかな、と思わされるノリです。主役の三人が三人、ちょっとやそっとじゃ言えない秘密を隠して、大真面目に日々を過ごしている筈なのに、何だか可笑しい。……いつか[任務]が終わり、その時、彼等はどうなるのか。どんな形で終わるのか。
少女に感情移入し易かったので、最後は「三人」が笑っていて欲しいと思う。
通称「烏寺」こと『専定寺』。
このお寺さんがあるのがどの辺りなのか、私はまだ今ひとつよく解ってないんですが。
妖と人が共に暮らし(妖の方は一応人のふりをしていますが)、それを不思議と思っていないファンタジーな世界ですが、違和感なく感じられるのは、それ以外の部分でしっかりと地に足のついた描かれ方をされているからなのではと思います。
地元で愛されている味(しかも本当に美味しそうに描かれていることと言ったら!)、そしてそれは生活に根付いた味を、柔らかな訛りと共に紹介しているだけではありません。
主人公のカラスをめぐる物語も展開して、単なる食い道楽な話に終わりません。
登場人物の世代差による、訛り方の使い分け(ほんのちょっとした差ですが)も、お楽しみポイントかも。
試し読みの段階で多少の見当をつけていましたが、その先へとお話は展開して……。
1組の男女が出会って恋を始めるまでの話をサラリと描かれているのですが、男の方がちょっとばかしクセがある(笑)。
彼女にとっては『初めてのヒト』になったわけだし、いつかこの恋が終わったとしても、思い出して幸せな気分になれるような、そういう良い人生経験になりそう。
……って、ダメになる前提の話にしていいのか?……でも、あの彼はあまり長続きしない気がするものだから……あ、くっついたり別れたりを繰り返す人達のパターンか?
閑話休題。
とりあえず、こういう想像を逞しくさせてくれる余裕のある作品だと思います。
ただ、ソボクな疑問として『好き』って通じあったら、即Hなのは漫画だから……だよ、ね?(因みに、エロさは薄めですよ)
続きを読ませてください〜!
これからが、もっと面白くなりそうな作品じゃありませんか!
一応は一段落したお話ですが、帝国ホテルのコックだった父親仕込みの料理の腕前を披露して欲しいですよ……(時代考証などの当時を知る資料だとか、大変だと思いますが)。
最終的に、あの若様の……なハーレーな展開になったとしても、アリでしょ。
この先のヒロインの人生が描かれる方が、売れる作品になるんじゃないかしら?
いやぁ、半端ないって、この疾走感。
もっっっのすごく気持ちいいです。
見栄やプライドからとはいえ『誰でもいいから結婚したい』ときっぱり言い切ったヒロインには「清々しいな(苦笑)」としか言えないけど、それでも良縁を掴んでいるあたり、彼女のターンだったのかしら。
彼の方も『条件をのんでくれるなら結婚したい』だった訳だし……。
まさか、だったのか、狙っていたのか……そのあたり解説した続編が出て欲しいですね。
『ない嫁』シリーズが気に入った方なら、悪くないと思えるのではないかと。
アタシはこういう作品、好きです。
これ、面白すぎる。
困窮する実家を救う為に契約結婚をしたヒロイン。この彼女が実にあっけらかんとしていて、陰鬱で悲壮なドラマどころか、底抜けに明るいコメディになっています。
正式な婚姻を許されず、愛人の立場である女性に夢中だった筈の旦那様も、形式上の妻に一切関心を持って貰えないとなると、何故か心を乱されている様子。
これから先、一波乱も二波乱もあって、単純なドタバタ喜劇からの変化もあるであろう行方が、非常に楽しみな作品です。
『カラスのいとし京都めし』キッカケで、掲載誌を読んでいました。先生といと君のやり取りの面白さや、少しずつ明らかになっていく先生の過去……。「春野まどか」の周囲の人間関係や、「彼」の『過去』に関わる人々との関係が、(多分)いと君こと伊藤君と出会ったことによって、自身でも気付かないくらい徐々に変わっていって……寂しさも感じつつ、爽やかな読了感の残る作品です。
あ、言い忘れるところでしたが、さまざまな『美味しい(そうに見える)もの』がてんこ盛りで、軽く飯テロなのは、お約束?
可愛らしい絵で、読んでいて楽しい作品です。しかしゲームのヒロインと、攻略対象である王子殿下の残念なお頭(笑)が、よくも悪くも堪りません。
この彼女、空気の読めなさは見事です。悪役令嬢の筈の相手と、ヒロインの筈の自身の立場が既に入れ替わっているとしか思えない状況が、判らないのか認めたくないのか。
転生前は幾つだったんだろう?
ま、主人公もなかなか自分がヒロインとは思えなかったようですが。
甘々に溺愛されて、目を回したり、戸惑ったりしている彼女をニヤニヤしながら読み進めるのが、正しい楽しみ方でしょうか。
沁みます、本当に。
……なんて言うか、伯爵もヒロインも生まれながらの王侯貴族ではないからなのか、読み手に色々考えさせてくれるお話です。
他作品に登場するある国王は『王の為の民ではない、民の為の王なのだ』との名言を残しておられましたが、『だよね〜』と、個人的には思います。
ストーリー展開はよくあるパターンかもしれませんが、ヒロインの心の動きに引き込まれていきます。
まずは、ご一読を。
しつこいようですが、二人のお互いを思いあう様が、本当に沁みます。
なっがい連載で、途中で脱落した読者の方も少なくなかったのでは。
それ以外には、北欧神話やルーンにハマっちゃった人とか。
途中、コミックスの表紙が『少女漫画か!』と言いたくなるようなタッチとデザインになっていたのも、今となっては懐かしいなぁ。
そう言えば、アニメでウルドとスクルドの方々が、別アニメ(C.C.◯くら)での担当キャラがゲーム対決してるらしくて、少し微笑ましく思っちゃいました(笑)。
閑話休題。
女神様達の仰言ることはド正論だったり、耳が痛くてたまらないお言葉も山のようにあって、ふと自分を顧みてしまいます。
でも、一番印象に残ってるのは、作中に登場した千尋さんのバイクをリアルに見たことだったりする……。
(あんなのが、本当に街中を走っているなんて……!)
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