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作品レビュー
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11 - 20件目/全32件

  1. 評価:5.000 5.0

    お似合いの二人だと思う

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     ヒロインのモカが入っている「モカの部屋箱」、以外にも、「送り箱」、「見聞き箱」、「知識箱」、「冷風箱?」、ドローン箱?など、どんだけあるの?
     ドラえもんもびっくり(@_@;)

     婚約のことは、モカの方は、初めからサイフォン王子のことを気にかけていてほのかな初恋だったみたいで、モカを溺愛しているモカパパが後押ししてくれそう。
     最初は、お互いの求めるものが合致したというか、都合が良いだけの関係だったのかもしれないけれども、直接対面したあたりから、いい感じ。王子だって元々面白いこと、楽しませてくれることが大好物なんだし、奇想天外なモカ嬢なら、ぴったりドンピシャ、好みどストライクでしょ♪モカは見た目も可愛いしね!
     加えて、モカの箱たちは、諜報能力、情報収集スキルに長けていて、政治や戦争などの有事にも色々利用出来るし、モカが国一番、王妃に相応しいのでは。

     ところで、モカの護衛兼専属侍女のカチーナが、個人的に大好きなキャラ。 表情は硬いけど、いつでもモカお嬢様ファーストで、剣技など強くて逞しく優しくモカを守り抜く。笑顔の練習のシーンとか、やり取りが尊くて、とにかく二人の関係が微笑ましくて心和む。

     モカは、覗き、盗聴、などが趣味のストーカー気質のスパイ令嬢みたいにも思われがちだけど、、、箱が万能過ぎるだけだから、しょうがない。

    二人が結ばれるまでにも、結ばれてからも、色々波乱を起きそうだけど、二人の幸せを願いながら、続きを楽しみに読み゙進めていこうと思います。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    セイディたちの幸せを願います

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    セイディ、ジェラルド、ニール、エリザ、ノーマン、他にもいるのかな? よく耐えられたなと思う。普通だったら、10年間も、中身の心は幼いままなのに、たとえ同じ境遇(中身貴族で幼い子供)の仲間がいて励まし合っていたとしても、奴○の強制労働施設での生活、まともに食事も休憩も与えられないなんて、私だったら無理。よっぽど元々メンタルが強くて健康優良児だったのだろう。

     ルーファスは、女奴○のタバサと入れ替わる前のセイディのことが元々凄く好きだったから、中身タバサにどんなに酷い仕打ちに遭っても10年間も婚約破棄しないで我慢していたのに、破棄した途端に元の中身セイディに戻るなんてタイミング悪かったよね。ルーファス、可哀想、、。入れ替わり戻ったセイディは、以前と同じ、いやさらに逞しく優しく慈悲深く素敵な女性に成長していて、改めて、セイディへの恋心を自覚してしまったよね、けれども、、、
    ジェラルドがセイディにプロポーズをしてしまった!
    さて、セイディの出す答えは?

     ところで入れ替わりの謎には、国王と並ぶ国の中枢機関である教会内部の秘密が関わっているようだ。不老不死の教皇?バケモノかよ!、精神を病んだ大司教?
    、「入れ替わり」の為の身体を乗っ取る魔道具?
     エリザの身体を乗っ取った性悪な女奴○のメイベルの欲望、教会内に蠢く謀略など、様々な欲望や謀略などが絡まり、闇深く複雑だ。この入れ替わりを巡るむごたらしい悲劇には、多くの命が犠牲になっている。もう二度とこのようなことが起きないように、と祈るばかりだ。ルーファスたちが解決していくのかな..?

     とにかく、セイディなど罪無き人たちが報われて、幸せになりますように、と心から願っています。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    逆行して悪女?いや、完璧な淑女になる!

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     ヒロインの公爵令嬢クラウディアは、異母妹のフェルミナの策略に嵌められて断罪され婚約者の王太子シルヴェスターを横取りされて、娼館送りになる。そこで娼館の先輩のヘレンに優しく手ほどきを受けて、ナンバーワンにまで上り詰める。
     大切なことを教えてくれた大好きなヘレンの死を嘆いて神に祈っていたら、14歳頃の母の葬式の日にまでタイムリープしてしまう。
     父親の愛人の娘フェルミナは、可愛らしくか弱い見た目だが性悪な悪女でずる賢かった。
     二度目の人生では、この異母妹に負けないように努力して賢く上手く立ち回ろう、そして、母と親しかったゆえに追い出された侍女マーサと姉のように慕っていたヘレンを救い出して守り抜こう、更に味方の仲間を増やして自分の地盤を固めよう、と心に誓うのだ。
     クラウディアは、前世と違って、我がままをやめて従順に振る舞うことを心がけ、社会情勢や話術を学ぶ、などして、フェルミナを超えてあざとく賢く、しかし性根が優しかったので悪女ではなくて完璧な淑女になっていく。
     まずは、元伯爵令嬢で教養高いヘレンを専属侍女として雇って、ヘレンの娼館落ちを阻止することに成功する、など着々と計画を進める。
     ところで、本作品のヒーローの王太子シルヴェスターは、実はクラウディアの上を行くしたたかな曲者だった。
     王子に手作り刺繍のハンカチを渡した時には、健気さ奥ゆかしさをアピールしようと、指の包帯を見せたりしたが、王子の反応がおかしい。さながら、狐と狸の化かし合い。お互い腹の探り合いをしているが、、、実は善人同士なので相性は良さそうなのだ。
     ところで、王太子の護衛騎士で親友のトリスタンや、別の婚約者候補のルイーゼなど、いいキャラの脇役たちが重要な働きをしてくれている。
     この後、王太子と両想いになっても゙、裏切られ断罪された前世での心の傷の痛みが記憶に残っていて、クラウディアは素直になれなくて、二人の心が行き違う。王太子のプロポーズを演技だと誤解してしまい、その申し出を断わって後悔をするなど、紆余曲折して、波乱万丈があったりする。
     その後、性悪な異母妹はどうなるのか、二人は無事に結ばれるのか、など非常に気になる。また、まだ色々ハプニングが起こりそうだし、先の展開が楽しみだ。
     思いのほか壮大でドラマチックな作品でとても面白い♪

    • 9
  4. 評価:5.000 5.0

    ポンコツな主任が可愛い

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     この作品は、美人で仕事ができるけどクールでめったに笑わなくて表情が硬い鉄原さんと、イケメンだけど仕事に厳しい堅物上司の冷川主任の穏やかにすすむ恋のお話。
     主任は、テンパっちゃうと、心の声と、口から漏れ出ている声が、時々入れ替わってしまう、など、恋にはポンコツ。これには何度も声に出して笑ってしまった。
     でも、主任のそんなポンコツぶりが可愛くて、もっと何度でも見たくなる。癖になる。ツボだわ...
     主任、もっとテンパっちゃってください!
    壊れた主任を見せてください!!

     鉄原さんも、主任ほどではないけれど、恋には不器用でウブ。 二人とも恋愛偏差値が低過ぎる。でも、そこがこの作品の゙要だから、恋の進展が牛歩の歩みでも、むしろそれを楽しみながら、二人の恋の行く先を、のんびり構えて、微笑ましく見守っていきたいです♪

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    癒される

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    主人公のハルは、推しの現役高校生モデル月夜ノアと
    親の再婚で義兄妹となる。
     ノアは、美形の塩対応モデルとして有名なのに、、、、妹への溺愛が止まらない!
     ハルは神対応されて戸惑う。
     いきなりハグされたり、朝起こしてくれたり、目元にキス? 夢じゃないの?
     ノアが天然で、可愛い×優しい×格好いい、の神対応なんて最高!
     ハルはノアに萌えるたびに鼻血出過ぎ問題有り、貧血になりそうで心配だわ。
     大好きな母が離婚されない為にと、ハルはファンを辞めて妹として生きるのだ!、と律義で健気、でも萌えを弁えることがなかなか上手くできないで鼻血を出しては反省している、そんな所も可愛いけどね。
     ところで、神対応で可愛い弟キャラのモデル、として売り出し中のアカトが、実は凄く横柄で可愛げの無い性格の塩タイプ、ノアとは真逆。だがノアのことは尊敬して崇めているノアガチ勢、つまりハルと同担。ハルをライバル視していて、今後絶対何か波乱がありそう。楽しみだ♪
    ノアハルの関係には、ほんわか心和んで癒されます💕

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    これはアリか、ナシか?

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     ヒロインの藤子は、気立てが良くて真面目、貧乏だけど家族想いの働き者。
     最近隣に引っ越ししてきた仁科蒼真は、イケメンで超エリートなのに気取った所が無くて気さくで優しくて、お酒の趣味も合う。次第に惹かれるようになり、どうやら二人は両想いでいい感じになる、のだが.....
     実はこの男、越してくる前から藤子に一途にガチ恋していた筋金入りのストーカーだったのだ。
     GPSもつけて、藤子の部屋の合鍵まで作っていたりしていた事がわかった時は、さすがに寒気がした。
     はじめ藤子は気付かなかったが、六年前に、蒼真は藤子に命を救われていたのだ。そして同時に心も救われたのだ。ひとめぼれだった。
     蒼真は元々太っていてもっさりむさ苦しい見た目だったのだが、藤子を守れるような男になる為に身体を鍛えるなどして自分磨きの努力をしてきたのだ。
     普通ならば、盗聴やストーカーなどの被害にあった経験がある人なら尚更、どんな理由があっても、蒼真を受け付けられないのだろう、と思う。
     その後、色々あって、蒼真は失踪してしまう。そして、蒼真からの一方的な別れの手紙を受け取った藤子は、ようやくホントの正直な自分の気持ちに気付く。
     藤子にとって、蒼真はかけがえのない癒やしの存在になっていたのだ。手放して初めて気付いた、大切な人だと...
     こんな展開は藤子の場合に限るのかもしれない、結局、蒼真の思い通りになっちゃったし、これも全て蒼真の筋書きだったのでは?、と疑う人も多いかもしれない。 しかし個人的には、私は蒼真を憎めない。
     作者の画力が非常に優れていたのも、蒼真の不思議な魅力を引き上げた一因だろう。まぁ可愛いとまで思えるかどうかは人それぞれだろうな。
     とにかく蒼真はストーカーだとバレるまでは本当に素敵だったし、断然私は溺愛されたいタイプなので、蒼真がアリか、ナシか?と言われたら、アリなのだ。
    好みは十人十色よね。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    初恋の行く方は?

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     ヒロインの周は、家の事情で、男子ばかりの高校へ転入、すると、そこには初恋の廉星がいた! まぁ偶然とはいえ、奇蹟だな、普通あり得ない、こんな展開...
     ずうっと大切に持っていたお揃いのキーホルダーが二人を結ぶ鍵。廉星はすぐ気付いていたけれど、周は鈍感で気付かない。周は天然でちょっと危なっかしい子。そんな周を廉星は、ヒーローさながらに常に守ってくれる。廉星は成績優秀だし、行動がスマートな紳士。一見クールなんだけど、優しい心遣いが完璧なイケメンで本当に格好いいのだ。これは女の子なら絶対好きになるやつだ。
     廉星の小五からの幼馴染のイチカは、どうやら廉星に昔からコンプレックスを感じていそうな振る舞い。廉星が興味を持つものならば何でも気になる、それが今は周。だから周にちょっかい出してしまう。実はイチカは、自覚無いみたいだけど廉星のこと大好きなんだろうな。イチカも素直になれるといいのにね。今はひねくれちゃってるけど、ホントはいいヤツなんだろうな...
     周と廉星は両想い。でも、廉星は大物政治家の後継ぎという立場から、父親とのケジメをつけ終わるまでは周に打ち明けられないという葛藤があった。
     まだ途中なのでわからないが、二人の初恋の行く方はどうなるのか?ハッピーエンドなんだろうけど、廉星の父親が頑固オヤジで厄介な感じだから、ひと波乱あるんだろうな。楽しみに読み進めようと思います!

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    女を馬鹿にするな!なめんなよ!!

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     この作品の二人のヒロインは、一時期は敵対していたが、真の悪者は皇太子イアロスだとわかってからは、結託して悪に立ち向かっていく。
     特に、メーデイアは頭脳明晰で賢く凛々しく文武両道優秀で勇ましく格好いい女性だ。
     プシュケーには可哀想で複雑な事情があり、愛して信じていた皇太子には愛されていないどころか馬鹿にされ利用されて、力を奪われた上に始末される予定だったのだ。しかし、そんな愚鈍でか弱いプシュケーも、メーデイアと入れ替わって試練に直面してからは段々と逞しく成長していく。
     ヒロインたちは、芯が強いのだ。
     一方、この物語の主要な男たちは、ろくでもない奴らばかり。メーデイアの父親は腹黒の曲者だし、プシュケーの父親も毒親で酷いし、皇太子に至っては最悪卑劣な胸糞野郎である。唯一まともなのは、ヘリオ侯爵だけなのではないか。帝国随一の剣士であるヘリオは、メーデイアを一途に愛する誠実な理解者で素敵な男性、必ず幸せになってもらいたい。
     女を都合良く利用しようと女を見下すばかりの愚かな男どもよ、女を馬鹿にするな!  女をなめんなよ!!

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    セナはファンタジー級 

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     女性たちが、心と身体の癒やし,救いを求めてすがる女性専用マッサージ(女性向け風俗)『東京宵待シンデレラ』。この作品はここを利用する女性たちとセラピストたちの交錯をメインに巻き起こるエピソードがオムニバスで構成されていて、セラピストのセナは、ほぼ全編通じて登場している。
     セナは施設育ち。おそらく幼い頃から、目まぐるしく変わっていく周りの人々や環境にさらされ影響を受けて、様々な艱難辛苦を味わってきたんだろうな…
     だからだろうか、セナの対人コミュ力は優秀で、かつ元々イケメンときているから、売れっ子の花形だ。
     仕事,テクニックも完璧で、それでいて人の心に優しく寄り添ってくれるから、女性客みんな好きになってしまうのは仕方が無い。でも、はじめの話で出てきたアキトなんかとは違って金を毟り取るような下劣な事は、絶対やらない。綺麗な仕事をするのだ。
     セナほどの見た目も内面もイケメンで優れたポテンシャルを持っている男性だったなら、もっと他のジャンルの仕事の、例えば陽の当たる芸能界界隈などで幾らでも引く手あまただろうに...まぁ漫画だからファンタジーなのよね...
     ここに出てくる女性たちにも各々に感じるところあるけれど、現実よくあることだろうな、と俯瞰して読んだ。癒やされたい気持ち、よくわかるよ。
     でも、セナは現実にはいない。セナが女性専用風俗にいるなんてことは、ファンタジーの゙世界だけのお話なのだ。セナは素敵すぎるのよ.....
    ここでたっぷりセナを堪能しておこう!✨😝

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    生きるすべてのものが愛しくなる

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     この作品は、魔族への生贄だった人間のサリフィと半人間半魔獣王族の王様との、大きな試練立ちはだかる愛の物語。
     王様の出生には秘密があった。先代王には世継ぎが生まれなかった。そこで何年も前に追放されていた先代王の弟に世継ぎを頼らざるを得なかった。そして行方を捜索した結果、先代王の弟は追放先で人間の娘と恋に落ちていたこと、また王弟殿下は他界してしまっていたことが判明する。
     そう、現王様は、先代王の弟と人間の娘との間に生まれた子なのであった。
     この魔族の世界でも、私たち人間の世界同様に、差別、嫉妬、権力欲などの私利私欲など、醜く淀む闇が心を蝕む。王族の血を引きながらも認められず影の存在とならざるを得なかったセトのドス黒い嫉妬と野望は、この物語を最終局面の大舞台へと誘う鍵となる。そこで王様とサリフィたちはどうなってしまうのか...
     この作品からは、種族の壁などを超えた愛や友情などの絆、ありのままの己で生きることの尊さ、いかなる種で生まれようとも己に誇りを持つことの素晴らしさなどを学ぶことができた。
     生きている全てのものがありのまま素敵で愛おしいのだ、と改めて教えられたようで魂が救われた思いがする。この話との出逢いには感謝している。
     生きていて、ふと自分の心に虚しさや迷いを感じた時には、また何度も読み返したくなる物語だと思う。

    • 0
全ての内容:★★★★★ 11 - 20件目/全32件

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