4.0
なんせ余計な恋のライバルトラブルが多くて引っ張りすぎた。いっそ読むのをやめようかとしばらく購入をストップしたり、途中イラつきや不満などをぶちまけたりもした。でも楽しめるエピソードも合間にはありキャラの心情に揺れ動き、素直にその感想を挙げてもきた。そういう意味では、読むという行為においての感情の振り幅がとても大きかった作品。読者の立場にある私めもそういうのを一切合切乗り越えた先でのゴールインとなり感動ひとしおでございます。リアル披露宴でも経験のない不思議な感情と、感動。キラキラのキャラたちが一層輝いて見えた光いっぱいの丁寧な描写の披露宴。お二人の門出に乾杯。作者様も大変お疲れ様でした。後日談、待っております。
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