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作品レビュー
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1 - 6件目/全6件

  1. 評価:5.000 5.0

    明るくポジティブな副島社長にはかなわない

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    作者買いです。『この恋は運命じゃない』のスピンオフで、光生のセフレだった副島社長のお話です。仕事を円滑に進めるために特定の恋人を作らず、セフレを5人持ち、(始まってすぐ4人になってたけど)ストレス発散する副島さん。社員にも手を出し、次々と退社してしまうので共同経営者の莉子さんに「外でやってこい」と言われる始末。(莉子さん、サバサバしてて好き)ここまで書くと最低男ですが、決してそんなことはなく、仕事は手を抜かず、セフレたちのことは大事にし、とにかく明るく奔放で可愛い人なのです。欲望に忠実なだけで。
    画家である和久井に「俺の作品を使いたいなら、セフレと全部手を切れ」と言われ、真面目に言うことを聞いてる副島さん。
    二人の過去、副島さんが恋することをやめた理由など、山田ユギさんのストーリー展開は本当にうまくてさすがなのです。
    ホロッとさせるし、ユーモアもあり、セリフ以外にボソッと手書きで書いてあるつぶやきは楽しくて。

    学生時代の細身で美しい和久井のほうが個人的には好みですが、ムキムキになった和久井もかっこいい。クールで無口な和久井ですが、ジェラシーを感じる目線、嬉しさを噛みしめる表情がとっても良い!山田先生の描く男子は色気がありすぎです。

    セフレDの弘中くんと所長のスピンオフ希望です。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    読めば読むほどハマりました

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    極道の世界のお話ですので、たまに「おおっ!」と思うエピソードはあります。宇野くんには優しいお祖父様も、サングラスを外せば眼光鋭いし、今や宇野くんにぞっこんのお父様も、宇野くんがどうなってもいいから息子を政略結婚させようとしてたし。

    しかし、なんでしょう。この癒やされようは。結構シビアな話もあるのに、宇野くんを取り巻く面々は宇野くんが大好きになっていきます。宇野くんもみんなが大好き。日本のトップのヤクザを◯◯おじさんと呼び、組の人たちを〇〇お兄さんと呼び、みんなを骨抜きにしてしまう宇野くん。なぜならみんなファミリーだから。宇野くんが一番欲しかった家族だから。

    このままずっと、「サザエさん」のように続いて欲しいです。もう宇野くんが攫われてほしくないし、誰も怪我してほしくない。ほんわかエピソードがずっと続いて欲しい。でも、キサラさんだからなあー。なにもないといいなあー。

    私は折に触れて1話からずーっと読み返してしまいます。

    相沢(相澤?)さんと石原さんの今後も期待大です!

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    色気ありすぎな2人です

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    鷹彦と葵。ウノハナ先生のキャラクターは皆さん色っぽいけれど、この二人は群を抜いています。鷹彦に赤紙が来て離れ離れになっても同じボロ家で待ち続ける葵、戦地から奇跡的に戻ったけれど、元のままの自分では会えないと、大阪で役者を始めた鷹彦。再会し、これでうまくいくかと思いきや、鷹彦はオーディションをすっぽかしたり、ウォルター中尉の横恋慕?にやきもちを焼いたり。お互い、相手を一番に思いやりながらもなかなか素直に伝えられなくて、ケンカしたり仲直りしたり。

    葵が怒ったり泣いたりする顔を「やばい、またやっちまった」という顔をしてどう謝ろうかと困り果てながらも愛しそうにみつめる鷹彦(色っぽい!最高!)、そして怒りながらも最後は鷹彦のすべてを受け入れ、すべてを包み込む葵。(たまらない色気ダダ漏れです。そりゃウォルター中尉も惚れる)

    明るい兆しの見えてきた銀座の街を二人手を繋いで駆け抜ける姿をいつまでも見ていたいと思いました。

    続編ないかなー。鷹彦さん、ビッグな映画スターになってるはず。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    2巻(10話から)が印象に残っています

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    強面で喧嘩っ早いけど、本当は優しくて素直な竜さんと、優等生でイケメンの、だけどブサカワ好きな志摩くんとのラブラブな毎日のお話かと思っていましたが、とても深いお話でした。大好きな作品です。特に印象に残っているのは、2巻の竜さんの卵焼きからの手作り弁当のエピソード。志摩くんの寂しさが浮き彫りになります。世間でワルと言われている竜さんの家庭はとても仲がよく、なんの問題もないと思われる志摩くんは理由あっていつもひとりぼっち。そんな志摩くんを竜さんがやさしく包み込むシーン。お互いがお互いを救っているようです。最終巻では、このそれぞれの家庭事情で二人の感じ方が違うところが作者さんはうまいと思いました。一人になれている志摩くんの感じる寂しさより、家族や友達に囲まれていた竜さんの感じる寂しさは大きくて。ふたりともお互いを気遣い、言葉にしなくても相手の不安な気持ちに気がついてケアしています。優しい物語だと思いました。続編がぜひ読みたいです!

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    連続ドラマで実写化してほしいです

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    街の小さなパン屋さんを舞台に繰り広げられる3組の恋愛模様。オーナーの渡さんは買いに来るお客さんたちの思いに気が付きキューピットのような役割をしています。

    だけど本当に幸せになりたいのは渡さん本人。好きな相手をかつて傷つけてしまったことを悔やみながら、その人を待ち続けています。渡さんの話が一番グッときました。町屋先生の作品は画はもちろんきれいだけどストーリーが好きです。作品の中のキャラクターは優しい人が多いけれど、その人たちの中にも傷がある。ほんのちょっとの心無い(発した人は自覚なしの場合もあるし、意図的なものもある)一言でその人たちは傷つき、それがトゲみたいにずっと心に突き刺さっている。人を傷つけるなんてほんとに簡単にできる、それが怖いなと思ってしまいます。なので、町屋先生の作品の中で傷ついた人たちが救われていると安心するのです。
    随分前に『真夜中のパン屋さん』という小説がドラマ化されましたが、「ねかせないで」も深夜ドラマ枠でぜひドラマ化してほしいし、続編もお待ちしています。

    イケメンで優しい渡さんが毎日焼いてくれるパンを食べてみたい♥「ねかせないで」って、パンの発酵のこととかけている?

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    笑い泣きしてしまいました

    町屋はとこ先生の作品は『恋とは呼べない』しか読んだことがなかったのですが(恋とはーも好きでした!)この作品は切ないながらもユーモアにあふれていて、『恋とは〜』とはまた違ったテイストでした。翔くんと半田さん、お互いを思いやる気持ちに私も一緒に泣いたり笑ったりしました。特に翔くんは面白かった(笑)

    人間関係において、とくに恋愛においては、相手にはじめから期待せずにいれば傷つかなくて済む。諦めて割り切る、そんなやり方で自分の心を守る癖がついてしまうかもしれません。今まで傷ついてきた大人な半田さんが、純情でまっすぐで素直な翔くんと出会えて本当に良かった。やっぱり好きな人には愛されたい。続編が読みたいです。もっと甘々で幸せなお話を。

    素敵な作品をありがとうございました。

    • 0
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