3.0
腑に落ちない話
いろいろ腑に落ちない部分があり、面白く読んだけれども読後感はあまりすっきりしません。
竜哉は頭が切れるということだが、高校卒業後の進路に警察かヤ○ザなんて書くってアホでは?思ってても書かないと思うけど。イクオは超人的な運動神経の持ち主。ありえないくらいに。やっぱり普通の人間では巨悪に立ち向かえないってことなのか。
結子先生、若い頃犯罪めいた生活してても警官になれるの?過去は不問なんですかね。
美月はいつも短めスカートにパンプスで、そんな服装で捜査できるのか?気になりました。そして何よりわからないのは、竜哉とイクオの2人が北川に手を下すことができなかったのに、北川が自ら死を選んだのを見ているのに、殺○容疑で逮捕しようとしていたところ。
北川は結局罪に問われていないわけですよね?大きな葬式をしてもらってたし。美月は彼の罪を知っていたはずではないの?そして私は正しいことをするとかのたまう。美月はイクオのネックレスを勝手に持ち出して鑑定に出し、それが元で鑑識の人を死なせたりしてもさほど苦しんでもいない。そして隠しもせずに身に付ける。おかしい。
そして公安の赤鼻は生きてるし。この人は制裁を受けるのかしら。
なかなか腹黒い人達が沢山出てきて、先が気になる話だったので最後まで読みましたので面白くなかったわけではありませんが、納得がいく話ではありませんでした。
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