4.0
王太子のダメっぷりがすごい
次期王妃として教育されてきたマリアベル。とても賢く、淑女としても完璧です。
それに比べて、酒場の平民と真実の愛を見つけた王太子…。周囲に踊らされている、ただのダメ男じゃないですか。
隣国の王太子とマリアベルも、真実の愛を見つけて欲しい。
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次期王妃として教育されてきたマリアベル。とても賢く、淑女としても完璧です。
それに比べて、酒場の平民と真実の愛を見つけた王太子…。周囲に踊らされている、ただのダメ男じゃないですか。
隣国の王太子とマリアベルも、真実の愛を見つけて欲しい。
原作の小説では、姉妹同時に嫁ぐのですが、こちらは虐げられた妹が先に嫁ぎ、意地悪な姉は縁談を妹に押し付けた後で、思いを寄せた相手にフラれるという設定。身代わりが強調されましたが、姉妹の対比が分かりやすい点では原作の方が好きでした。
奥さんに何もかもやらせすぎ。夫婦って、家庭の共同経営者みたいなものなんだからさ。子供じゃないんだから、薬だのスプーンくらいは自分で動け。
「手伝う」って、うちの夫もよく言ってたけど、自分の仕事として認識してないんですよね。主体は別の人で、自分は補助。そうじゃなくて、家事でも育児でも、共同経営者なんだから自分の仕事として主体的に捉えないと破綻します。
うちの夫は、その言葉で目が覚めたみたいです。
正社員共稼ぎです。
子供2人いますが、夫は最初「手伝う」というスタンスでした。家事や育児を主体的に捉えておらず…。これはあなたの仕事として、責任持ってやってと、一つ一つ言い聞かせていきました。
夫婦は家庭の共同経営者なんだから、家事も育児も同等の責任と裁量を持ってるんだと、最近ようやく自覚してくれたように思います。
社交界よりも読書が大好きなヒロイン。
舞踏会をサボって読書しようとしたところで、アルミンと出会います。
彼の母が、ヒロインが大好きな本の作家さん。彼そっちのけで、作家さんとのお話に夢中になるヒロインが、とても面白いですね。
小さな島だからこその人間関係や、伝統、家の繋がり…色々なことが描かれています。
島の自然を守るため、大学へ進んだ凪。
島の伝統を守るため、結婚した稔。
どちらも島を守りたい気持ちに変わりはないのだけど、誰も幸せになれていないところが辛い。
大切な人を失ったら、それこそ幻でもいい、夢でもいいから会いたいと思う。旦那さんも辛い気持ちの中で、誰かを支えなければならないのも、酷だよなあ…。
それぞれの立場や気持ちで読むと、本当に考えさせられる作品だと思います。
会話のやり取りがいい!テンポもいいし、言葉選びが上手い作者さんですね。
結婚したくて婚活しているヒロインと、婚活パーティーにサクラとして出ている彼のお話。噛み合ってないようで、少しずつ噛み合っていく2人の関係が面白い。
いじめられた側は一生忘れられないけれど、いじめた側は何ごとも無かったように忘れます。
ここのレビューを見ても、いじめられた経験のある人ばかり。
私は教育現場にいたので、教員の立場からも考えさせられました。
私が図書館司書資格があり、バイト経験があるからだろうか…。本の間に挟まった本のところ、彼の仕業かと思ったら、むかっとしてしまいました。本があるべき場所に無いって、本当に大変なの。ページが折れるのも大変なのー!
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