航跡65 米内光政の真情

あらすじ

21世紀のイージス艦、1942年の横須賀への“帰港”なるか――。石原莞爾(いしわら・かんじ)との密約を終えた草加(くさか)は、太平洋戦争の早期講和を目標に、かつての部下・津田に対して「ヒトラー暗殺」を指示、自身は満州へ渡ることに。一方、帝国軍部に警戒された「みらい」は横須賀入港を許されず、要塞(ようさい)島たる猿島沖への停泊を命じられる。この決定を不服とした「みらい」梅津艦長は、反対に“人質”を要求。なんと、これに応じたのは海軍大将・米内光政(よない・みつまさ)だった――。

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