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【ネタバレあり】俎上の鯉は二度跳ねるのレビューと感想

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  1. 評価:5.000 5.0

    いまのとこ自分史上No. 1 BLです

    後日紙媒体も購入。
    絵にクセがあるけどそこも好きです。昭和っぽいというか、画面もシンプルだけど洗練されてて好きです。

    話は、人物の心情の変化はあれど、状況としては何も解決しないエンドです。わだかまりが残るような、でもこれが二人の精一杯の終わり方なのかなって思い涙が止まりませんでした。
    作品の中でBLとしてのエロがすごい強烈なんですが、それ以上に人物のどうしようもない心の葛藤とかすれ違いの繰り返しに、思わず一気に読んでしまいました。
    これは恋愛する人には誰にでも当てはまる感情なんじゃないかな…妙にリアルで、読み終えてしばらくボーッと二人の幸せを願ってました(笑)誰かと恋がしたくなるような作品です。

    • 14
  2. 評価:5.000 5.0

    映画後の

    以前から作品は知っていますし、BLとしてはいつか読みたいなと思っていた作品です。
    今回の映画をキッカケに原作を読むきっかけをいただきました。映画から入った身からすると映画から入って良かったかな、と。きっと原作がとても大切な作品になるから、映画と違うところが目についてしまうから。
    窮鼠〜から全て読み切りました。今まで読み渋ってたのもったいなかったと思うくらい。BLという枠ではなく、恋愛としてとても狂おしく常に胸が締め付けられました。生きているうちにこのような恋愛に会える確率はどのくらいなんだろうかと。
    今ケ瀬のいじらしさが可愛く、相手を家で待つ時間を心配でやきもきして、苦しすぎて恋に窒息しそうになって別れて。それでも息がしづらいほど恭一を求めてしまう。恋愛って苦しい。
    2人は今も一室でいつかくるかもしれない終わりを見ながらも、寄り添って暮らしているのかなって思うと、男女の結婚という一区切りがある関係性よりも、相手を大切に出来る時間を積み重ねているのかなと思います。ありがとうございました、紙で買おうと思います。

    • 8
  3. 評価:5.000 5.0

    最高です!!

    最初の「窮鼠はチーズ」から数時間で一気読みです。心に刺さる台詞が多くて、今だに何度も繰り返して読んでます。最初は今ヶ瀬が大伴をS的に扱うところにドキドキしてましたが、次第に葛藤しながらも自分の内なる欲望を受け止めていく大伴の姿にハマりました。読み続けていくと、単なるロマンスではなくこちらも身の引きしまる思いで作品に向き合って読んでいました。
    このシリーズの5話でのやり取り、大伴の「案外つまんないことしか言わないんだな」からの下りが大好きです。大伴さんの目の表情が覚醒したという感じでクラクラします。
    こんなに気持ちが揺さぶられる作品に出会えたことありません。
    水城先生、感謝しています。
    大好きです!!

    by 匿名希望
    • 6
  4. 評価:5.000 5.0

    繰り返し読みたくなる大好きな作品。

    映画を観てから、読みました。マンガにしては台詞が多くて、でも、その台詞がお互いの気持ちを表現してくれるから、えいがでは、そこまでわからなかった恭一と今ヶ瀬の気持ちがリアルに痛いほど伝わってきました。最後に、あんなに優柔不断だった恭一がたまきと別れて、逃げようとしていた今ヶ瀬にしっかり向き合ってくれて、すごく男っぽくて素敵でした。指輪を買うよの台詞には泣かされました。嬉しかった!

    by 匿名希望
    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    いい最終回

    ドラマも漫画も面白い作品ってラストがいいけど、この作品もそうだと思います。
    タラシな恭一が最後は紳士になるから、良いとこ持って行きやがってって気分になります(笑)
    今ヶ瀬が弱くなって恭一が強くなって、当初と逆転したように見えるのは意図的にやってるらしいですね!凄い。
    個人的にこの先の話も気になるんですが、とてもいいラストでした。ホント良作!

    by 匿名希望
    • 7
  6. 評価:4.000 4.0

    何度も何度も

    繰り返し読んで、その度に涙がこぼれます。

    私は女なので男性同士の恋愛は想像することしか出来ませんが、なんと言うか…もし恋のライバルが男だったら「敵わないかも」と諦めてしまうのではないかと思ってしまいました。それくらい強烈な恋をこの主人公たちはしています。

    もし二人が男女のカップルだったら、この結末にはなっていないだろうな。同性同士の恋愛だから困難も多いけど、だからこそ求めてしまうより強い絆。今ヶ瀬の「あなたとの絆が欲しい」の台詞が刺さりました。

    恭一が最後に「より強い流れに押し流されているだけ」と言っていましたが、それは本当のことなんだろうと思います。その強い流れや永遠に埋まらないであろう溝、二人の隘路に愛と名付けたのもまた恭一なんですよね。

    まさしく、お互いが例外になってしまった運命の二人なのかな。

    -☆1は、同性としてたまきちゃんが切なすぎたので。

    by ab子
    • 4
  7. 評価:5.000 5.0

    戻ってくるべきとこに

    やっぱり戻るべきところに戻ってきた。
    でも、きっといつか別れがくるし、二人の間に永遠はないとわかっていてもそれでも戻ると決めた。終わりを感じながらもそれでもいいと決めた二人の決意みたいなものを感じた。でも、なぜかどこか遠くで二人は相変わらずに過ごしているかもと思える最後でした。いつまでも二人でいる気がした。

    by 匿名希望
    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    恋とはこういうもの

    ゲイやBL苦手でも、恋する気持ちはわかると思います。
    一人不安になって離れたりくっついたり、振り切ったのにやっぱり忘れられなくて・・・それでも一緒にいることを選んだ二人は、たまらなく素敵です。
    粘着質な恋人の気持ちがよく理解できる私ですが、そんな風に追いかけられてみたいなーとも思ったりします。
    恋する気持ちに男も女もないな、と思いました。

    by 匿名希望
    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    良かった

    このシリーズを読んでいつもささる言葉があります。
    たまきの常務の愛人だった母が言ってた人のものをとったら必ず報いも受けるんだっていう言葉。
    その時大伴はたまきは悪くない、あの時は誰のものでもなかった、と言う。
    でもたまきと別れて、今ヶ瀬を選んだ。
    今ヶ瀬も部屋に灰皿とマグカップが無かったら戻る提案はしなかった。
    絆が欲しいと言った。それって深い。
    今ヶ瀬の策略の積み重ねの結果とも言えるけど。良かったね、今ヶ瀬。
    そんな出会いが出来るのも貴重だなと思えたのでした。私の中でこの作品はBLというジャンルではなかったです。

    by 匿名希望
    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    深くて痛い…

    「窮鼠〜」「憂鬱〜」「梟」「俎上〜」と一気に読みました。
    先輩の事を好きになり過ぎて不安定な今ヶ瀬が痛々しくて、読んでて辛くなってしまいます。一つ一つの台詞にも考えさせられて、何度でも読み返したくなります。
    実際ゲイの人がノンケを好きになるとこう言う葛藤があるのかなと思ったり。
    どうにか落ち着いたから良かったです。
    指輪のくだりはホッとさせられましたが、手放しには喜べない後ろ暗い感じが残るところがまたイイです。

    • 1
ネタバレあり:全ての評価 1 - 10件目/全75件

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