アプサラス 3巻

あらすじ

●主な登場人物/夏八木翔(賭博の女神・アプサラスの名を冠した幸運のサイコロを持つ、高校生。放課後は、託児所「ニコニコ園」で園長代理を務める心優しい好青年)、三田日出子(翔のことが好きなクラスメイト。翔と親しくなりたくて「ニコニコ園」でバイトをすることに。大江戸短大保育科に推薦入学が決定)、海野兆治(「ニコニコ園」に通うミナコのおじいちゃん。かつては博打に明け暮れた強者で、翔に色々な賭博を指南する。今も、いざとなると迫力十分)●あらすじ/松浦フードサービスの社長・松浦真吾がニコニコ園にやってきた。現在ニコニコ園が入っているビルを本社屋にするため、退去してほしいらしく、移転候補地を用意して話し合いに来たのだ。松浦が提示した移転候補地は、広くきれいで、家賃も安い。ニコニコ園にとっては願ってもない好条件だが、園長の太郎は首を縦に振らない。翔を捨てた親がいずれ彼を連れ戻しにやって来るかもしれない。その時にこの場がなかったら、翔と実の親は会えなくなってしまうというのが理由だった。だが松浦は引き下がらない。それには秘められたわけがあった(第20話)。●本巻の特徴/松浦はサソリが描かれた、アプサラススコーピオンを持つ男だった。それを手にして以来、事業は波に乗り順調に成長。そして今そのアプサラスが選んだ土地が、ニコニコ園のあるビルだったのだ。翔と松浦は園の移転を賭けて「軟語軟語(なんこなんこ)」という、平安時代から伝わる日本最古の博打で勝負する。後半では、兆治の兄弟分だった男の跡継ぎである、杜一家五代目・竜三が登場。彼は兆治に「大花会」を開くにあたっての協力を依頼する。この「大花会」というのは、日本中の名のある博打打ちたちが一堂に会する大がかりな賭場だ。そこにアプサラスを持つ者が1人やってくるという。その男に場を荒らされたら、杜一家に未来はない。そこで兆治は、翔、お響、妻の小夜子らと共に一肌脱ぎ、「手本引き」に一家の命運を賭ける。●その他の登場人物/夏八木太郎(翔の父で、ニコニコ園の園長。かつて捨て子だった翔を、実の子として育ててきた)

この巻の収録話

  1. 026話 コメント0
    だめですな。
    57pt
  2. 027話 コメント0
    信念はあるか!!
    57pt
  3. 028話 コメント0
    日本最古の博奕
    57pt
  4. 029話 コメント0
    負けられない理由
    57pt
  5. 030話 コメント0
    さすが天竺賽
    57pt
  6. 031話 コメント0
    新しい守り神
    57pt
  7. 032話 コメント0
    お久しゅうございます。
    57pt
  8. 033話 コメント0
    お目汚しじゃ…(1)
    57pt
  9. 034話 コメント0
    お目汚しじゃ…(2)
    58pt
  10. 035話 コメント0
    この中の誰かが…
    58pt
  11. 036話 コメント0
    親分を助けてやってくれ!!
    58pt

独自の仕組みで巻にまとめているため、該当する話が単行本と一致しない場合があります。 単行本化されていなくても、巻として表示している場合があります。

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