4.0
三部作
弓が好きな幼馴染で親友の敏夫は、ゲイで奇行のあった弓の家出した兄と関係を持つ所から物語ははじまる。
兄角は、弓に似ているだろう、弓だと思っていいよと誘ってきて、角に弓への思いをぶつけるだけの関係。
それに気付いた弓は、心がざわつく。
恋愛に疎く、無神経な弓は、親友敏夫が遠くに行った気がして心が沈んでいく。
三部作の中で、暗いはじまりで、中途半端な終わり方をしているので、続編は無いか?と探し、三部作とわかった。
全てを読んで、結構心に残る作品だった。
by
ゴールドアポー
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