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梟と夜想曲

あらすじ

この鳥人都市は、大きい種が優遇される格差社会。能力も地位も高い大型種が幅を利かせ、彼らを中心に世界が回っている。とある大切な思い出を胸に、懸命に生きてきた小型種のコトリは、突然大型種に攫われ酷い暴行を受ける。そんな絶望のなかコトリを救ってくれたのは、『狩人』と呼ばれる恐ろしくも美しい大型種でーー。執着系一途フクロウ×健気で一生懸命なコトリ運命に翻弄されるヒューマノイドラブストーリー※本商品の内容は雑誌「B.Pilz(ビーピルツ) vol.40」を単話化したものです。重複購入にご注意下さい。

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みんなのレビュー

  1. 評価:2.000 2.0

    話が分かりにくすぎる

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    無料公開されていた1話のサンプルの雰囲気や鳥人キャラクターの良さ等が気に入って全話購入しました。おそらく白黒漫画のページを縦読みに分割しているせいもあるとは思うのですが、それにしても絵に反して話運びの粗が目立ちます。
    まず1話〜5話がact1となっているので、ここまでが一気に読まれる想定で描かれていると思うのですが、梟の回想シーンからシームレスにコトリ君の回想に入るで分かりにくいです
    2話でコトリ君のが攫われるまでの経緯としてアイドル活動をしている事が明かされますが、年齢も知名度も活動経歴も仲間との関係も不明、小型種、中型種大型種がいることが会話の節々から読み取れますが、「主人公が大型種を慕っているから路上ライブでその人の為に歌うことが非常識である」という世界の背景を知る手段が最初の事件以外にぼんやりしています
    そもそもなぜ大型種は小型種を襲うのか、そんな三つの人種がいる中区別なく生活できているのかよく分かりません。オメガバースの設定を踏襲していると思うのですが、直接被害を及ぼす危険性のある大型種が優秀であること一点で社会の上位種として君臨できる理屈がよく分からないです
    不透明な回想が終わり、救出劇が始まりますが、混乱するコトリ君と同じ気持ちになれます
    大型種の猛獣事件を取り扱う「狩人」がこうてききかんならなぜ現場に押し入ったのに、現行犯逮捕や応援を呼ばずにそのまま攫ったのか、という疑問が出ます
    5話で「お前なんか大嫌いだ」というセリフがありますが同じ人種のやつが押し入って攫ってきて説明もないんじゃ怖いに決まってるだろ……と同情してしまいました
    6話以降ようやく状況説明と今後の話が出て、話が整理されるのですが、一時的な保護を行うというのにそれを裏付ける証拠を何一つ見せない梟の行動は不審ですし、並の漫画なら普通に騙しているようなシチュエーションだなぁと印象を受けます。また度々挟まる幼少期の回想シーンもいつどのタイミングで起こっていたのか謎ですし、内容や時系列をぼかす割には頻出するので鬱陶しさを感じます。セリフで匂わせる程度で収めて一回で説明できそうです
    これが単行本であればいざ知らず、6話まで購入しないと現状を理解もできない話運びになっているのは良くないと思いました。分割減らして1話ごとに含む情報を増やした方が面白くなると思います

    絵は好きです、頑張ってください

    • 0

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