5.0
朔弥様が素敵
現代でも美醜についての差別がある中、大正時代ならどんなに辛いめにあわされていたのだろうと清子の境遇が本当に可哀想で。しかも世間はどうであれ、慈しんであげるべき家族に虐待ともいうような蔑視されてきた清子が目が不自由だけど、だからこそなのか、深淵な思考と真の清子の美しい心を知る朔弥様に大切にされていく様子は心から感動します。瀧川さんやその他見た目で判断しない心温かい人々に清子が支えられているのもこの物語の素敵かところです。
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2024/06/07 10:00まで 本作品の 1~ 11話を無料配信!
現代でも美醜についての差別がある中、大正時代ならどんなに辛いめにあわされていたのだろうと清子の境遇が本当に可哀想で。しかも世間はどうであれ、慈しんであげるべき家族に虐待ともいうような蔑視されてきた清子が目が不自由だけど、だからこそなのか、深淵な思考と真の清子の美しい心を知る朔弥様に大切にされていく様子は心から感動します。瀧川さんやその他見た目で判断しない心温かい人々に清子が支えられているのもこの物語の素敵かところです。
他の方のレビューにもありましたが、読んでいてすごく似ているな…と。
私はもう一つの作品の方を先に読んでいたため、こちらの作品がパクっているのか?と思ってしまい、なかなか感情移入できませんでした。
どちらが先に出ている作品かはわかりませんが、話が似ているため読みながらそれぞれを比較してしまいます…
でもよくありがちかもしれませんが、こういう辛く悲しい思いを耐えて健気に生きている主人公に、優しく手を差し伸べてくれるようなストーリーは好きです。
絵はすごく綺麗なので読みたい気持ちはあるものの、どうにも気持ちが入りきらないので、また機会があれば続きを購入したいと思います。
設定やらなにやら、似た作品は確かにあります。
特に、物語の始まりは本当に既視感満載!
ですが、それを言えば、大ヒット作品の後は特に同じような設定のものが多いのも事実。この作品だけでなく、たくさん同じような作品を読みました。
それでも、敢えて言うなら、この主人公2人はそれぞれに、そう、主人公を救う側のヒーローも、同じ様に背負うものがあり、主人公と同じ現時点では無くすことのできない負担を持って生きていること。
そして、この物語は特殊な能力の持ち主が登場することはありません。
私達と同じ普通の人々、人としての自分の能力と努力で幸せを掴む物語です。
誰にも愛されず虐げられて育った主人公が、初めて自分を認め大切に思ってくれる人達に出会い、自分の生きる意味を見つけて人として「自分を信じる(自信)」を持って生きられるようになる。
そして、大切な人と見た目だけでなくて心の繋がりを持ち、愛し愛されていくお話です。
実は配信分を読み終えてからも続きが気になったので、小説版を読みました。
いろいろな試練や、思いもよらない事もこれからたくさん起こります。それを読んで更にこの作品が好きになりました。
小説も素晴らしいですが、今回この作画があってこちらから入ったので、登場人物や時代背景、家屋敷の間取りや町の雰囲気まで理解する事ができてとても良かったです。違和感なく、綺麗な画柄は漫画ならでは!私は漫画から入ってすごくよかったと思っています。
これからが本当の意味で本編だと思います。早く続きが読みたいです。
漫画の冒頭部「岩倉下屋敷」の絵が原作者様による撮影されたモデルの屋敷にそっくりでうれしくなりました。
原作のファンはこういうところがうれしく感じるものです。
清子姫(原作ファンは清子さんをそう呼ぶ方もいますw)優しくて本当に人たらしなんです。
漫画の清子姫も可愛いですね。さくや様も素敵です。原作通りですね。
さくや様はよくセーターの上に着物を着ているというくだりがあるのですが、漫画を見て男らしくもシュッとしているさくや様にとても似合ってるなって思いました。
原作は本当に素晴らしいものでした。
コミカライズももちろん多少の違いはありますが、とても素晴らしかったです。
清子姫はこれから大変な苦労をしてしまうのですが、漫画でその部分を見るのは辛そうだなあって思いました。でもそれくらい感情移入ができるくらい原作を大切にしてくださってるコミカライズ。とても楽しみです。
原作ファンも感謝するほど、素敵な作品ありがとうございました。
顔にあざがあるせいで虐げられてきた主人公、切れ者イケメンで、でも婚約者がすぐ婚約破棄になるという噂の人のところへ嫁ぐよう命じられるところから始まるお話。嫁ぎ先の主さくやさんは実は目が見えないせいで嫌な思いをしてきているため結婚とか婚約に辟易しており、厳しい態度で追い返そうとする。しかし目が見えないことに気づいた主人公の気遣いに触れて考えを改め…ハンディを抱えた二人がどう心を通わせていくのか、先も気になっています。
世の中に作品が溢れている今の世の中、同じようなテーマや背景設定はよくあることと思います。その中で如何に魅力があるかってところが大事なわけで…この作品にはこの作品の、譲れない芯や魅力があるなと思います。
王道のシンデレラストーリー。
他の作品に色々似ていると感想を書いてる人もいますが、それらの元作だって古のいろんな作品から良い影響を受けて創作されているし、ごちゃごちゃ言う方がダサい。
そもそも「よくある話」というのが、良い設定でみんな好きだから使われるわけで、シャルル・ペローだって誰かに影響を受けたのかもしれないし。
その点では基本が抑えられていて、原作も作画もとてもよい。
きちんとスカッとするポイントをわかりやすく描いていてストレスがない。
朔弥の序盤の頑なさに清子の何が響いたのかも丁寧に描いてある。
絵も丁寧。
目新しさはないけれど、それを求めてるかというと求めてないのでこのままわかりやすく、愛され展開とたまにざまぁなところが入れば満足。
続きが出たら読みます。
時代設定、人物設定、容姿についてとか色々細かいことを書いてる人がいますが、私はそういうの気にならないので普通に楽しく読めました。
子どもを愛せない親だっている。アザあるだけでなんで?って疑問に思う人がいるようだけど、昔は奇病とか障害があれば川に投げ捨てられたり、山に置き去りにされたりしたそうです。私の父は道で拾われた捨て子だったそうです。現代でもそういう人が居ます。主人公、殺されなかっただけマシなのでは?って思う。
人の意見なんてキリがないので、作者が好きなように書き、それを好きな人が愛せばいいと思うのですが。気に入らないなら、取捨選択すればいいのに文句垂れてて読んでていい気分しないです。表現は自由でしょう?
小説の方も読んでいて大好きなお話です!きれいな絵もこのお話の雰囲気に合っていて好みです。
聡明で健気な主人公が報われて幸せになるのを見届けたい…!
不遇な扱いを受けてきたけど、出会いがあって波乱あり成長あり(プラスできれば虐げてきた人へのざまぁあり)でハッピーエンド…の展開が大好物な方は多いと思うし、似た設定のお話もたくさんあるだろうから多少の既視感は致し方なしという気もします。
書かれている方も多いですが、読み進めればこの作品ならではの良さがきっと伝わるはず…!
皆さん仰るように、やはり「わたしの幸せな結婚」に設定や展開、キャラデザが被っているのがどうしても気になります。「これどっかで見たな」がずーっと続くし。
今やこの手の作品は浜の真砂の如く転がってますが、それでもここまで被せてしまうのは流石にちょっと……。せめて旦那さんの髪型変えるとか、なるべく似せない方向でのキャラデザは出来なかったんでしょうか。展開にしろキャラデザにしろ、オリジナリティという点では遥か古の大正ラブコメ「はいからさんが通る」の足元にも及びません。
後は、やっぱり独占タテコミあるあるなディテールの雑さが気になりました。旦那さんの服装、流石にこれ大正じゃないでしょ。たとえ昭和初期だとしても、BBCのドラマ版「名探偵ポワロ」ぐらいの感じじゃないの?当時ならもう写真も沢山残ってる時代なんだから、少しググっただけでも資料出てくるよ……。
キャラデザも、「わたしの~」に被りすぎなのはこの際置いとくにしても、あまりに平成の少女マンガ過ぎて主題にマッチしてないように思いました。ファンタジー作品である「わたしの~」とは違い、舞台が大正で太田母斑や視覚障害への偏見という重たいテーマを扱っているのに、キャラデザだけファンタジー寄りではどうも違和感があります。ハンディキャップ設定がファッション臭く見えてしまうんだよね。
歴史ものではないので、そこまで厳密に実際の歴史に拘る必要は無いとは思いますが、読者に違和感を与えてしまう程おかしな表現では突っ込まざるを得ない。量産型の縦コミ系にしては続けて読めるし、面白さも光るものも感じたけど、敢えてこれに課金する程の魅力は感じませんでした。
まず、流行りものはしょうがない。卑屈な子が雲の上の人に見初められるパターン。売れるんだから書くのは良しとします。でも設定が私の~そっくり過ぎるし、アザは離縁は~そっくり過ぎる。売れてる作品を掛け合わせただけ。
何より時代考証がなってない。作者はいつ頃にしたいのか?車の中の男の子を助けるシーン。ガソリン車の台頭は1900年初期辺りです。しかも屋根のある車なら更に後、つまり大正終わりです。それなのに家の格云々を言いたいのなら明治中期❔でも、カンカン帽の流行りは大正終わりから昭和初期です。旦那のファッションも洋装は物凄く昭和っぽい。
また、昔は人前でアザある人を見て声をあげたり失神するのは、教育を受けた人には恥ずかしいことでした。家族間や裏ではともかく。明治なら婚約者の母親の前で名前呼ばれて抱きつくとかあり得ません。
もう、本当に色々な処に突っ込み処満載ですね。
私の~は、ファンタジーなのでその辺りは目をつぶれますが、リアルにしたいならせめて時代は、統一して欲しい。
作者はきっと若い人なのでしょう。モノを書くのに当たってどれだけ時代考証を練るものか分からないぐらいの。少なくとも、ソコソコ歳を重ねた人ならあり得ません。そしてその状態で平気で世に送り出す編集者も酷いですね。編集者も修正してあげられない程、若いのか、質が落ちてるのか。