5.0
大号泣!!
始めは何か裏のある皆川さんの策略や、奈都の失恋や仕事で追い詰められている様子がどんどん展開されていって、それを一つ一つ受け止めながら読んでいました。でも途中から皆川さんと奈都の間に変化が見られ、でも彼女がその気持ちに必死で蓋をする辺りから切なくて涙が止まりませんでした。皆川さんの仕事が終わりに近づいていくカウントダウンと、彼の仕事の目的や核心に迫っていく部分と、奈都の感情の変化が合間って後半は奈都が涙を流す度に私も号泣してしまいました。
最後まで本音を隠し通してコンサルトとしての任務を遂行した皆川さんが、東條主任を異動させなかったこと、担当から外れたセミナーに顔を出してたことから十分奈都への想いが伝わってきました。個人的にはインフルで奈都が欠席したセミナーで東條主任に皆川さんが奈都について伝えた言葉が最高に泣けました。彼女を大切に育ててあげて下さい…もう涙腺崩壊です!
小説がコミカライズされた作品のため心理描写が丁寧でとにかく泣けました。泣きすぎて翌朝目が腫れてました(笑)素敵な作品に出会えて本当に良かったです。ありがとうございました!
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