白藍のケモノ

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あらすじ
山の奥深くに独りで暮らすケモノのシアは、ある日希少種を狩りにきた人間・ライエンに捕らえられてしまう。シアのようにヒトに近い姿をした希少種は、角や髪が高く売れるため、資源として囲われるのだ。突然始まった人間との生活に戸惑うシア。しかもライエンはケモノを毛嫌いしているようで、シアの着物を乱し肌を露わにさせたと思うと「希少種でなければ殺してる」と告げ――!?
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みんなのレビュー
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おとぎ話のような、ピュアで優しい恋物語。
ネタバレありのレビューです。表示する
『タリム~誰も知らない竜のはなし~』『フクロウの恋わずらい』の、かざみ幸先生。
可愛い絵で、人外のピュアで優しい恋愛ストーリーがお上手ですが、今回はさらにおとぎ話のような感じが強くなってます。
エロは最後に少しだけなので、純情ファンタジー系がお好きな方にオススメかと。
※以下、ネタばれ含みます。ご注意ください。
希少種のケモノ(鳥獣と人間が混在する姿をした生き物。希少種になるほど、人間に近くなり高価。)のシアと、重責を負う新しい村長のライエンの人外ラブです。
かつて自分を助けてくれた相手と知らずに、シア(受け。表紙下)を狩り、村に連れて帰ったライエン(攻め。表紙上)は、ケモノ嫌いでシアに当たりが厳しい。…ってか、嫌いというより、憎悪じゃねーの?と思うほどの、暴言暴力があり。(これでシアは首を怪我して、声が出せなくなる。)
何かトラウマになる出来事でもあったんだろーか?
なのに、シアが天使すぎるー!冒頭のライエンを助けるシーンもそうだが、何度もライエンを救ったり、逃げられるのに村の子どもに薬草を採ってくる、その他者への親切と思い遣りの深さ…。
次第に懐いてくるシアの様子も、また天使すぎるー!
ライエンに頭を撫でられると嬉しそうな様子や、ライエンにくっついて熟睡する様子など、これが「尊い…」というものか。
可愛いシアに癒されて、ほっこりします。
シアを粗暴に扱っていたライエンも、そんなシアを見て可愛がるようになり、そうするとシアがもっと懐いて…と、近づく2人。
しかし、ライエンの村長就任が気に食わないウェンシンが、ライエンやシアを何度も狙って来て、遂にシアの身に危険が!
ラストでウェンシンが殴られただけで許されてますが(村の有力者の一族だから?)、自分は財産没収の上、追放レベルの悪事じゃないのか?!と、怒り心頭です。
シアもいい子だが、ライエン弟のサンカもいい子で。この2人が揃っていると、何か癒されるー!
最初のライエンのケモノ嫌いはひどいけれど、シアを可愛がるにつれ、溺愛していく様子に、星4寄りの5で。 -
5.0
NEWby 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
尊い……
すんごい心温まる作品でした
少しづつ近づく心に
過去に気づくのと
終始、きゅんきゅんしながら
読ませていただきました
素敵なお話です
初めの試し読みが短くて
どうしようかなとなっているのであれば
是非、1話、2話だけでも読んで見て頂きたいです!
素敵な作品でした
作者さんありがとうございます。 -
シアが可愛らしいです
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人魚姫のように声が出なくなってしまった事ですれ違いから始まって、徐々に距離を縮めて信頼関係を築いていくのは胸が熱くなります。
シアのピュアな感じとか、なんだかんだ甘々なライエンが良かったです -
4.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
凄く可愛いお話。
物語がしっかりしてるのでカラーで見たら凄く綺麗なんだろなー。
シアが健気で可愛らしくて幸せそうで良かった -
3.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
絵はわりと好きな感じです。
試し読みが短いのが残念です。
ハッピーエンドになるのを期待して、読んでみます
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