5.0
夢に出た
ナツの心情分かりすぎるししんどすぎる。これ読んで寝落ちしたら夢で私もナツと同じ状態で苦しんでました。めちゃくちゃ悪夢だけど忘れてるだけで現実だったかもしれない。この感覚なんとなく知ってる。今も時々なる。しんど。
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ナツの心情分かりすぎるししんどすぎる。これ読んで寝落ちしたら夢で私もナツと同じ状態で苦しんでました。めちゃくちゃ悪夢だけど忘れてるだけで現実だったかもしれない。この感覚なんとなく知ってる。今も時々なる。しんど。
鬱漫画と聞いてやってきましたが、、、これは、、、読み終わったあと「ナツ、、、」としか言えないですね。阿部さんの漫画は最後まで全てを見せない、分かりやすく謎解きしてくれる生優しい作品ではないので、結局最後のところまでナツの自閉的で独りよがりな思い込みが間違っているのか、旭たちがナツをどう思っているかはわかりませんので、それがいい意味でリアルでしんどかったです。でも、人間やっぱり自分の思う相手しか見えてこないし、ちーちゃんは足りないかもしれないけど、いつも幸せそうで、それが羨ましくなるような妬ましくなるような、なんだか寂しい終わりでした。さすがでした。
ほんわかした絵で、
ストーリーもはじめは、ちーちゃんのほんわかしたした日常から描かれていきますが、
だんだんと暗い方向へとスライドしていきます。
ちーちゃん以外の登場人物の心の葛藤・移り変わりにも注目です。
このマンガがすごい!で1位だったとの事で、全話購入してみました。
最初はとてもイライラ?ムカムカ?しながらも、やっと感情移入が出来そうなところに差し掛かったと思ったら終わってしまい、結局モヤモヤが残りました。
個人的には、読まなきゃ良かった。とまでは思いませんが、読まなくても良かった作品でした。
縦コマ割りの進み方もテンポが悪い感じがしたので、紙媒体で読んだらまた少し違った感想になるかも知れません。
阿部共実先生の世界観が好きです。ちょっと切なくて、昔を思い出させてくれるような、物語。他の作品もおすすめです。