5.0
名作!
もう最高です!45歳の色々あったおっさんらが、ピュアッピュアな初恋をずっと大切にしてて…再会、今のところプラトニックな関係っていう感じです!
エロいとかよりも、心の奥底からグッとくるそんなお話!自分の人生で一番きれいなことって何だろう?ってつい考えてしまいました!
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もう最高です!45歳の色々あったおっさんらが、ピュアッピュアな初恋をずっと大切にしてて…再会、今のところプラトニックな関係っていう感じです!
エロいとかよりも、心の奥底からグッとくるそんなお話!自分の人生で一番きれいなことって何だろう?ってつい考えてしまいました!
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初めて読んだ作者さん(カサイウカ先生)で、絵が独特で、素敵でした。
地方の温泉街の、場末のストリップ劇場が舞台なんですが、昭和レトロ感のある寂れた背景が個人的にツボで、いいー!
萎れたオッサンに、よく合ってる(笑)。←誉めてるんですが…スミマセン。
久我(表紙右。攻め?)は、勝ち組のレールをずっと走っていたが、脱サラ起業を切っ掛けに友人に裏切られて転落人生となり、自殺間際に30年前の初恋の充(表紙左。受け)を思い出す。
大学時代の友人で探偵の鍼沢に調べて貰い、充に会いに行った久我。
充は、傲慢で奔放な波乱の半生の後、場末のストリップ劇場の雇われ支配人をしており、踊り子のまりかの口利きで、久我もそこでバイトをすることに…。
作者さん(カサイウカ先生)は、あとがきで続編を描いていると書かれていましたが、本作では久我と充はプラトニックな関係止まりで、むしろモブとのエロがありました。(地雷の方はご注意を。)
2人とも転落の重い人生ですが、全体として明るい雰囲気でストーリーが進みます。
これは久我が充と再会して、前向きにストリップ劇場の仕事に取り組んでいることや、脇役の鍼沢、まりか、充の姪の光、踊り子の女の子たちが、優しく温かい人柄だからだと思います。
特に鍼沢とまりかの包容力や人間性の大きさは、久我と充の再生に深く関わりました。
人生の経験を積み重ね、昔とは大きく変わって見えても、根っ子は高校の頃に好きになったままで、ずっと気にかかっていた初恋の相手と再会して恋が芽生える…。
それが45歳のオッサン達だから、もうー可愛くって萌えます!
好みによると思いますが、好きな方はハマるんじゃないかと。自分は面白く読みました。
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