青くて苦い

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あらすじ
あいつにめちゃくちゃに抱かれることばかり、考えていた。 ホストのミヤは、女を抱くと男に抱かれたくなる。そんな時に思い描くのは、片想いしている同僚・タマの顔だった。想いを伝えるつもりはない。なのに──「俺が抱くんじゃダメなの?」抱かれたら、欲が募ってしまった。一方のタマも、抱かれ馴れた従順なミヤに苛立っていく。そして、彼を仕込んだのはオーナーだと知り……。
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みんなのレビュー
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1話目から、ずぶずぶに嵌まりました。
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「俺は、お前を好きでいられたら、それでよかった。」
ホストクラブの薄幸の麗人でNo.2・ミヤ(受)と、陽性で座持ち上手なノンケのNo.5・タマ(攻)。そして、クラブオーナー、天王寺(攻)。
ホストクラブで、女性にしなだれながら、ミヤが「俺は、タマが好きだ。(略)言わねーけど。墓場まで持っていく。」と思う第1話。
ミヤとタマの表情や、クラブの絵が合わさると、破壊的凄くて嵌まりました。
少年時代のミヤは、女性を性的対象に出来ず、養護施設を脱走したところを、天王寺に拾われる。
生きる場所を貰い、ミヤは天王寺に恋情を抱くが、天王寺はミヤに、自分の代わりに女性を抱いたら褒美にミヤを抱く、と。
全てを受け入れ成長したミヤは、天王寺の後を継ぎ、ホストになる。
2年前。同僚に嫌がらせされ、寝場所を失ったミヤに、新人のタマが家に誘う。
そこで唯一の身内の弟のため、ホストになったタマの人柄を知り、また明るく親しみとけてくれるタマが、言葉に出来ない、失いたくない存在になる。
(男を)教えるから、覚えろ。と言った天王寺。
(男を)覚えるから、教えろ。と言ったタマ。
枕で女を抱いた後は、男に抱かれずにいられない体のミヤ。
それを好きなタマに知られ、天王寺に仕込まれたと言えずに、便利な性欲処理だと誤魔化すと、「俺でいいだろう」とタマに抱かれる。
繊細で傷つきやすいミヤを身近で見て、気にかけていたタマは、男に抱かれていたことも、天王寺と関係があったことも、知っていくにつれ、嫉妬が止まらなくなり……。
一体、このふたりはどうなってしまうのか。色気満載の絵も相まって、読み始めたら、止まらなくなりました。
天王寺の人柄は、賛否両論あると思いますが、自分は、ミヤが壊れるような提案をした後、「これが、俺の愛情だ。」 と言ったのは本音なのだと思います。天王寺なりに、ミヤは特別な存在だったのだろう、と。
重苦しいことを書き連ねてしまいましたが、ラストは大丈夫です。ハッピーエンドです!!いい作品でした。 -
5.0
by 匿名希望1人の方が「参考になった」と投票しています。
作者さん買いです。
赤くて甘いにも出てくるホストカップルの話です。
気付いたら全話読み切ってました
2回読んでやっと気づきましたが
キャラの名字は(赤くて甘いも同じく)
大阪環状線の駅名だった!笑 -
5.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
よかったあ、、
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ミヤくんとタマくん、拗らせすぎずお互いの気持ち伝えられてほんと良かったです。えっちは綺麗でえろくてかなり参ります。
ユウさん、最初の印象いまひとつでしたが、実はミヤくんが独り立ちしてほしかったのかなと思いました。親がわりになってホストにしていろいろさせてなくはないけど、こんなこと早くやめな、という気持ちみえなくもなく。。
表紙みたいな昏い雰囲気から始まるけど弟くんとかユウさんとかあたたかい空気に変わっていきました -
5.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
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赤くて〜読んだんですがまた、2人がちょっと違う感じで時を経て赤くてにちょっと出てくる感じなんだぁと思いました😊
こちらはひたすらに切なくて切なくてです。本当に受けの方には幸せになって欲しいし、攻めさんには受けさんを幸せにしてねって、思ってしまう程過去が悲しいです。でも、最後はハッピーに慣れて本当良かったです。 -
エグくてエロい
作家さん買いでございます!
好きだけど言えない、いや、言わない、みたいなのって後ろめたさというか、切なさがありますよね。
繊細で儚い感じのある、月のようなミヤくんと
案外真っ直ぐで熱い、太陽のようなタマくんが
自分の居場所を見つけられて良かったな〜
もう少し先の二人も気になるな。
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