3.0
一人ではない
ずっと一人ぼっちだったのに、男と添い寝することにより安らぎができるというのは共感です。本当に続きがたのしみです。
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ずっと一人ぼっちだったのに、男と添い寝することにより安らぎができるというのは共感です。本当に続きがたのしみです。
昔、と言っても、それほど前ではなくて
母の子供時代の事なんだろうな。
貧しい農村に産まれた女は、親に売られた。
そんな1人の女性、トヨ。
名前さえ呼ばれず、馬と一緒に寝ていた彼女が
成長して密かな楽しみにした事は、、、。
誰にも似てない、骨太な作品です。
オムニバスになっており、次作も楽しみ。
岩井志麻子先生作品大好きなので見てみたら、ベースがいいから気の重い話が陰鬱でありながらエロスもあり少し怪奇染みた日本の民話的な、雨月物語的なしっとりした
グロテスクさもあり凄い読み応えがある。絵が却って邪魔で気になるから、漫画より出来たら活字で読みたいな。
大昔の監獄の世界をはじめて知り、とても驚愕です。死体と寝るなんて本当にあったのだろうか?これから続きが楽しみです。
トヨの性癖がちょっと気持ち悪いと思いつつも、愛されなかった人の寂しさから来るものなのかなって思ったりしました。
トヨの話は終わり方が中途半端で物足りなかった。自由恋愛は面白かったけど、清子が優一郎の元に戻らなかったラストは「そんなわけないだろ」と思ってしまいました。
救いようのない話だが、さんざん虐げられ、名前を初めて呼ばれた時は身体を求められたとよがどう生きていくのかは見物。
かなり昔の日本ですが、こういうことって実際にあったことなんでしょうね。身寄りもなく、名前もない。想像もつかない絶望感のなかで、人間の身体の温かさだけが心のよりどころになる。自分だったら 絶対に耐えられないような日常です。
ストーリーな女たちのシリーズは、結構描写がしっかりと描かれていることが多いので、耐性のない人は控えた方かいいかも?
時代が古く、自分の名前も分からない。
初めて呼ばれる時はからだを求められた時。
なかなか衝撃的な出だしでした。
時代背景と育ちの環境から読み取れるトヨの女性像。時代背景が前提となりますが、育った環境で、他の人がやらないようなことをやり、他の人が抱かない感情を抱き、彼女なりの解放感と波乱万丈さが伝わってくる。少し描写が怖いところはあるが、面白いと思う、