みんなのレビューと感想「モブ子の恋」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

モブ子って、つまりは真面目なよい子って事なんだなと。人の気持ちを尊重しすぎて自分の意見は二の次。別に悪いことじゃない。明るいのはもちろん良いことだろうけど、友達として長く付き合っていくにしても、優しい控えめなイイコの方が良い関係を築いていけそう。バイト仲間の入江君も見るからにイケメンと言う感じではないけど、真面目な主人公が想いを寄せるだけあって、じっくりお付き合いが出来そうな将来楽しみな男の子。今の私は、自分の娘がこんな大事にゆっくり育てていく恋をしてくれたらいいなぁって言う目線で読んでる。それにこのくらいの年の時を思い出し、こんな純粋な頃もあったなと懐かしく思う。

モブ子の恋

なんだか、ほんとに　もっと早く巡り会いたかった漫画だと思いました。
私は超がつくほどオクテでした。昔の私を見ているようで　ちょっと悲しいけど　この作品に　もっと早く巡り会っていたらなら私の恋愛も変わっていたんだろうなぁと思うと　ワクワクするドキドキする作品ばかりが女性向きではなく　こんな自然な感じで恋愛のススメで行き方を知る事ができる素敵な作品もあるって皆に知ってもらいたいです。そして、モブ子のような女性の
恋の助けになれるんだって皆におすすめいたします。

ドキドキ

今時こんなに純粋な恋もあるんだなと読み始めたら止まらなくなった。派手に遊ぶわけでもなく、バイトで学費稼ぎながら真面目に生きてる地方の大学生たち。広島の町の様子や宮島の小道の様子、入江の家の中の様子、皆映画のように情景が伝わってくる。人を羨んだり僻んだりせず、不器用だけど優しい主人公。とても素敵なマンガです。50代の昔 陸奥A子さんのマンガにキュンとしていた人達に読んで欲しいな‼︎

偶然にも「モブ子」と呼ばれる
のぶこちゃんという友達がいました。
その当時モブなんて言葉はなく
たまたま口がもつれて「モブ子」と呼ばれてから面白がられてずっとモブ子ちゃんと
呼ばれていただけですが。

そんな思い出から読み始め。

自己肯定感の低い控えめ女子の恋の話。

感情の描写がすごく共感でき、
今どきの子に「恋」ってこういうものよ、
簡単に好きだとか付き合おうとか
そんな恋愛ばかりしてないで
こうもどかしいほどの恋をしてみなさい
なんて説教じみた思いがでるほど
傑作です。

美しい心遣いで散りばめられた世界

　主人公モブ子と入江君、ふたりの不器用ながらも繊細な思い遣りは言わずもがなですが、バイト先のみなさんや友人、家族など脇を固めるキャラ達も皆心温かく、ふとしたさりげない気遣いが度々うるっと来ます。なんて優しい世界なんだ…。
　あとは背景もかなりこだわって書かれていると思われます。バイト先からの帰り道の住宅街、主人公の地元、夕陽が差すロマンチックな公園など情感豊かで、綿密に取材されてるんだろうなぁと思わず感嘆してしまいました。

無料40話読みました。
最近の少女漫画はあっという間に体の関係に発展するものばかりで、すっかりそんな話に慣れてばかりいた私は、途中あまりの焦ったさにイライラして挫折しそうになりましたが、やはりどうしても気になって、と言うか、いつになったら進展すんのーーーー？？？、と40話まで読んでしまいました。40話まで告白もなし！ってすごすぎる！
こんなピュア同士の恋愛、大変！でも、周りの人たちもみんな優しいし、主人公2人がこの恋愛を通して成長していっているのがよく分かり、応援してしまいます。
お互いの気持ちを伝え合ったところで無料分が終わったので、この先どんな感じで付き合っていくのか楽しみです。

とにかく全員可愛い！

スーパーのアルバイトが舞台。アルバイト経験者は「あるある〜」と思わず共感してしまうようなポイントが散りばめられています。それと同時に主人公モブ子、ではなく信子（のぶこ）の「モブキャラ精神」にも「分かる…！」と握手して分かち合いたくなってしまいます。そんな信子の淡い恋の相手である入江くんはクールですがちゃんと周りを見て手を差し伸べることのてきる優しい男の子で、思わず見せてしまうギャップにやられまくっています。じれったい関係に部屋でバタバタと悶えたい方にオススメです！

じれったいけどソコがいい

主人公の信子さんのモブ子あるあるのネタにクスッと笑いつつ、信子さんが想いを寄せる入江くんに少しずつ距離を縮めようと奮闘する姿がじれったく、けどソコが実に絶妙でいいです！

モブで不器用な二人がじわじわと距離を縮めて行く過程が丁寧に描かれています。大きな事件が起きるわけでもなく、画が美しいわけでもないけど、ずっと読みたくなる良い作品です。

大好き、ありがとう。

こういう時間をかけながらお互いの気持ちを確かめ合いながら進んでいく恋愛は愛おしい。
お互いがお互いを思いあい素敵な恋のお話でした。
大学1年生くらいまでは私もこんな風にめいっぱいでなかなか気持ちをはっきりと言えなかったな
なんて思い出して読んでいました。こういうプラトニックな恋愛のストーリーってなかなか出会えなかったので
嬉しかったです。作家さん、ありがとう。