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狼と心通わす子がいるなんて、心の純粋で優しい子なのだろう。そんな中森に来ていた王太子が狼に襲われそうになり、彼女は咄嗟に王太子を庇うように体で覆いかばった。狼に背中を引っ掻かれて生死を彷徨った。命の恩人である彼女にブレスレットを礼として渡して、困った事があったらその時に返して欲しいと預かるのだと。それから10年経ちお城で働く事になり偶然王太子と再会。彼は気づいていなかったが運命は動いた。王太子に愛される事に。辛いことはあれど母の為、王太子のため耐えて見合いして結婚する道を選ぶも、やはり運命はちゃんと導いてくれめでたく王太子と結婚。子どもも授かった。
by
ヤンヤン娘
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