5.0
ほんわかギャグに癒される!
スパイのある作戦のため偽の家族になったスパイと殺し屋とエスパー。エスパーである娘だけが、その能力でそれぞれの素性を知っていて、任務のために超セレブスクールに入学。
自分の保身のため、父の任務の成功をさせたい娘の必死の学校生活が健気だけどぶっ飛んでいて、笑えます。家事ができず落ち込む殺し屋の母もかわいいし、凄腕スパイの父も任務のためとはいえ、家族サービスに四苦八苦する姿がちょっとダメなお父さんぽく母性をくすぐられる感じ。
お互い惹かれ合ってるのは読者には明らかなのに、それに気づかなかったり、勘違いだと思う鈍感さは、スパイなのに?殺し屋なのに?と笑わせてくれる要素です。娘のアーニャもかわいいし、本当に家族になれたらいいのになぁと願いながら読んでいます。
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