5.0
ハマった!
たくさん無料化されてたので読み始めたのですが、第一印象は無表情な遙に「なんか暗っ!これ苦手かも…」という感じでした。
大人の男性と子どもの女の子の恋愛ストーリーって、どんなけ節操ないんだ!?って勝手な想像したら大間違い。
ごく普通の恋愛少女マンガに共通する中高生独特の若いっていいね!っていうキュンキュン感ではないものの、切なさ儚さ優しさがたっぷり。
この落ち着いた雰囲気のストーリー展開、芯の通った純愛にドップリはまり、ハイスピードで読み進めるのではなく、時々初めらへんに戻って読み直してみたり、じっくり最後まで読んでいました。
でも、ちゃんとクスッと笑えるとこも、おまけレベルではないサブストーリーもあり。
真一の子供時代、学生時代からの親友大垣さんとサトミ、彼らの不思議な背景と関係、突然現れた存在感のある妙な女の子、一風変わった生活・・・
時間をかけて皆それぞれの個性が相互に影響し、たどり着いた先には誰一人後悔はなく、純愛を貫いた幸せがありました。
いい具合にエンドを迎えますが、欲が出て、あぁもっともっと読んでいたい!って思える作品でした。
今また読み直してます!
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