5.0
毎晩寝る前に読んで癒されたい
主人公・八千代の家に突然やってきた「はぐちさん」。たまご型の謎の生き物なのにしゃべるしご飯食べるし家事もします。そしてその謎のはぐちさんを、八千代の周りの人達がごく自然に受け入れます。…とまぁ、現実には色々あり得ない部分はありますがそこにツッコむことはせず、ただただ何も考えずに読むのが一番合っている漫画です。主人公の八千代はよほどのブラック企業に勤めているのか、仕事を終え帰宅するなり玄関先で倒れ込んだり、仕事の愚痴を言ったり、布団から出られなくなったりしますが、そんな主人公にはぐちさんは優しく寄り添い、また謎の生き物のはぐちさんに八千代や周りの人も温かく寄り添います。説教じみた場面などなく、ひたすら穏やかな時間が流れる、そんな作品。心が疲れた一日の終わりに読むとホッコリできておすすめです。
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