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死とは?生とは?
より良い人生を生きるためには、死を客観視できることが大切だと考えさせられる。カート・ヴォネガットの死生観に通じると感じた。
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より良い人生を生きるためには、死を客観視できることが大切だと考えさせられる。カート・ヴォネガットの死生観に通じると感じた。
ほのぼのとした絵のタッチと、おおらかな登場人物のユルさが、読んでいて心地がいい。女子のそれぞれのキャラがたっている。
読んでいるうちに、網浜さんに対する嫌悪感や憎悪、肩凝りのような鈍い痛みにも似た感情を抱いてしまう。単純明快な勧善懲悪モノがなぜ好まれるかというと、読んでいてストレスが溜まらないから。このマンガはストレスが溜まる。でも、我々は多かれ少なかれ、この種の感情を心に飼っているではないか。そんなことを感じた一作。
女子×私生活×食べっぷり=生き様という図式が新鮮。ストレス解消や生活の充実に、肉の果たす役割は大きいと思う。
西野の子分ふたりの小物感がおもしろい。アメリの底知れぬ余裕とミステリアスさが際立っていて、ヒーローモノの要素がある。
山田くんはじめ、登場人物が皆健気で、読むと幸せな気分になる。美乃のやわらかな美しさが、癒やしになる。
男と女…それぞれの視点というフィルターから異性を見つめることにより、不満や「違うんだよな〜」という観点が見えてくる。とりわけ、優や南といった男たちのダメっぷりが痛い。
やはり、偉大な前作「頭文字D」の余韻に浸りながら読むと面白さが倍増する。86をはじめとする、「新しい」クルマたちが出てくるのがおもしろい。
過去の壮絶な経験からくる、余裕や達観を島さんから感じる。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがぴったり。プラス、読後にさわやかな気持ちになる良作。
キラリの「男勝り」な活躍が、見ていて爽快でカッコいい。豪力などの男連中の底意地の悪さも、いいスパイス。
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