5.0
久しぶりに良作に出会えました。
今までだったら、すれ違いや遠回りにじれったさやもどかしさを感じたかも知れないけれど、自分の高校時代を今振り返ったらまさに!「好き」のタイミングを逃していたことに後から気付いたり、正解なんて最初からわかっていなくて、どうしていいかわからず合っているか迷いながら行動を取り続けたり、というのはまさに自分も経験してきたこと!
なので私は全然途中も飽きずに一気に読み進められました〜
登場人物それぞれの感情の機微を丁寧に描く作者さんです。
そしてみんな絶対モテるだろってキャラ達。
みんなもっとその他大勢から告白されまくりなハズだけど、そこは割愛?!
主人公の双葉と洸は文句ナシでお似合いでした〜
でもでも私は冬馬くんの人柄がすごく好きだなーって思いました。
しゅんくんとかに時々色々言われるたびに、「しゅんはまだわかってないんだな〜」とさとすように語る冬馬くん。
物腰柔らかいのに、洸に見せる男らしさ。
素敵でした!
小湊くんのあの修子の前にいる時とは違って(?!)洸には的を射た助言をするところも良かったし。すっごく友達思い。
修子・悠里・田中先生.. みんな幸せになって欲しーい‼︎と願わずにはいられない作品でした。
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