5.0
冷めた目線
主人公の冷めた目線での推理が見処。
身分の差や立場の違いから、命の価値、重さすら変わる理不尽な世界に放り込まれ、その光と闇の両面から淡々と真実を手繰っていく…毎回、展開が楽しみな作品で読みごたえがある。
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主人公の冷めた目線での推理が見処。
身分の差や立場の違いから、命の価値、重さすら変わる理不尽な世界に放り込まれ、その光と闇の両面から淡々と真実を手繰っていく…毎回、展開が楽しみな作品で読みごたえがある。
大変失礼ですが…
読み始めた時に、決して綺麗な絵だとは思えないのに、内容にグンッと、引き込まれ一気に読み出しました。
私自身、妊娠3回/出産2回、その2回の出産も超難産でした。
妊娠/出産経験の有無に拘わらず、老若男女に拘わらず、読んでほしいな~と。
毎日、当たり前のように生きていますが、全てが『有り難い』奇跡の積み重ねなのだと、改めて考えさせられる作品だと思います。
高校時代、週一の正課クラブの授業があり、百人一首クラブに入っていたことを懐かしく思い出しました。
古典や和歌の世界観、和の凛とした空気が好きな人ならば、共感できる点が随所にあり、のめり込んでしまう作品だと思います。
バジリスク、何度も読み返しては号泣しました(笑)
前作からのファンならば、響八郎が双子の『父上』である時点から、前作のラストからどう繋がって展開していくのか気になるところだと…
人間の業の深さ…考えさせられる作品です。
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