5.0
何度も読み返してしまう
この作品の良いところ
・静也と秋野の愛が作品全体の軸となり一貫している
・ストーリー展開が巧みで色々なシーンがどんどんつながっていくのでサクサク読める。
・ハッとするような伏線の回収がある(わりと初期から出ている海腐の名字が、まさか龍馬の海を腐らせた、というところと繋がるとは驚きました)
・ドンと秋野はもちろん、鳴戸、猪首、龍宝など魅力的な名脇役が多い(私は、沖田や引田、乳栗、骨手牛なんかも好き)
・普通に考えるとイラッとするキャラのはずがなんか憎めない、むしろここまで突き抜けるとむしろいとおしくさえ感じる、というキャラがいる(私的には馬場さん。骨手牛との話がとても良かった。あと、生倉や、川西部長とかも…)
・悪役がただの悪役で終わらなかったりする(木戸の最期はグッと来るものがあった)
・鳴戸と龍宝、猪首など血の気の多いキャラがいつどうにかなってしまうかとハラハラしたが、ちゃんとハッピーエンドだった。
・ヤクザの緊張シーンとプリティのほっこりシーンのバランスが良くて、読んでいてメリハリがあり、疲れないし飽きない。
ちょっと残念なところ
・静也と秋野、もっとハッピーエンドで終わってほしかった…
・沖田と引田は、せめてどっちか生かしてほしかった…
無料分で終わるはずがぐいぐい引き込まれて最終話まで一気に読んでしまった作品。そして何度も読み返してしまっています。なかなか時間がないと読めなかったりするけど、オススメです。
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