3.0
冷たい、強い鬼母は、本当に鬼か?
愛、それはお金と法律なんですね(涙)
未成年者、一人の女の子と関わる主人公の周囲にいる、マトモ(?)な大人達。
でも、鬼にしか見えない・・!
強い、強すぎるわ、すべてが!
鬼の良薬と思って、厳しい(!)ダメ出しを受け入れれば、かすかな展望がひらける、ややキツメの良作です。
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愛、それはお金と法律なんですね(涙)
未成年者、一人の女の子と関わる主人公の周囲にいる、マトモ(?)な大人達。
でも、鬼にしか見えない・・!
強い、強すぎるわ、すべてが!
鬼の良薬と思って、厳しい(!)ダメ出しを受け入れれば、かすかな展望がひらける、ややキツメの良作です。
パン屋さんの店員さん同士で、手分けして小さな命に向かい合い、
大きくなったその女の子が、パン屋さんにお礼に来る話がすごく好きです!
パン屋さんの温かい雰囲気や一生懸命な店員さんを、なんとなくですが、覚えてくれていましたね。
みんな小さな命が大好きで、理不尽だけれど、生活のささいな時間さえ、彼女のかわいい笑顔を見たくて、世話に頑張れたと思います。
心から「お帰り、帰ってきてありがとう!」と声をかけたくなりました。
沖田先生のシンプルな画が、命のはかなさという、ややドライなテーマにとても合っていると思います。
大きなお金があって、みんながそれに馴れると、生きている人の気持ちに平然と関心がなくなる、強くて冷たい、悲しい人間になったんだ、と思いました。
外の世界は騒がし過ぎる・・!
この、主人公の言葉が印象的だった。
人間らしさを、実は、精神病棟にいる間だけは、取り戻せる気持ちになった。
電車でこづき返した主人公も、イライラしがちな自分も近いかもしれない。
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