5.0
貴族院(魔法学校)編。ますます面白い!
3部のラストで妹を助けようと刺客の放った毒で倒れ、本来は魔力の塊を溶かすために作ったユレーヴェ(浸かるタイプの万能薬)の中で2年も眠る羽目になったマイン。
ユレーヴェあって良かったね…
目覚めると、自分は成長してないのに周りが2年分大人になってると言う浦島太郎状態。しかし時間は経っているので、貴族院に入学しないといけない。2年も眠って居たので筋力落ちてて魔術具無しでは動けないし、勉強や知識は2年分を数週間で詰め込まれるし、いきなり大変です。
そんな逆境スタートで、マインの快進撃と本を求める暴走は止まらない。笑
エーレンフェスト領地だけでなく、全国から集まった他領地の貴族、さらに王族にまで、お菓子や料理のレシピ、シャンプーを初めとする美容商品、装飾品、印刷物などの新しいものを広めて行きます。
貴族の権力争いで敵もできるし、親友も出来ます。
豊富すぎる魔力ゆえの祝福の垂れ流しで聖女伝説も広まっていきます。
1部で余命1年と言われた身食い、その熱(暴走する魔力)と戦って押さえつけて生き延びてきたために桁違いの魔力を持つようになった、とマインの魔力の高さがちゃんと伏線回収してて良きです。
図書館の可愛らしい魔術具たちにキュンキュンします。
とにかく、面白い!
先が知りたすぎて、本家「なろう」でノベル読破済。
最後まで、本当に面白いです
- 0