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良かった!
一気読みしました。
私自身は音楽家で絵画のことはよく知らないし、芸術を極めるストーリーはこんなに簡単なものではないとは思いますが、それでも絵に対する鮫島くんの真摯さはしっかり伝わってきて、それを何とかして支えようと頑張る猪狩の一途さにも好感が持てました。悪人が一人も居ないところも芸術っぽくて好きです。恋愛メインではありませんが、爽やかな読後感です。
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一気読みしました。
私自身は音楽家で絵画のことはよく知らないし、芸術を極めるストーリーはこんなに簡単なものではないとは思いますが、それでも絵に対する鮫島くんの真摯さはしっかり伝わってきて、それを何とかして支えようと頑張る猪狩の一途さにも好感が持てました。悪人が一人も居ないところも芸術っぽくて好きです。恋愛メインではありませんが、爽やかな読後感です。
個人的に、少女漫画の決め手は「主人公に入れ込めるかどうか?」で、可愛いけどイラつく「今風の女子」が多い中(笑)この主人公、凛は書道に対しても道元に対しても一途な想いを貫き通す強さを持った子で、完全に入れ込みました。(笑)
周囲の道元ファンクラブの軽い先輩達も、実は凛の良き理解者で素敵なキャラクター、ヒーロー道元はクールな書道家に見えて、実は凛への想いで家まで捨てようという情熱があるイケメン…本当に応援したくなる二人です。
是非、二人の続編を書いて欲しいです!
「ハイライト」と共に読みました。深いですね〜…Snow Manファンクラブですが、渡辺翔太が先生を演じきれるかどうか?期待したいところ。(笑)
ただ…「ハイライト」はザッと読んだだけで登場人物の心理がわかり、すぐ共感できましたが、「先生さようなら」の方は、あれだけ亡き妻への想いが残っている先生が、どうしてすぐ弥生に惹かれたのか?の決め手がわかりません。他の生徒に比べればピュアで一途なのはわかりますが、自分も「先生と生徒」というタブーを超えられず傷つき合った過去を持っているだけに、そう簡単には踏み込めないはず。確かに何度か拒否してはいるけど、それでもタイミング早いような気がするのはオバサンだからでしょうか?(笑)
49話まで読みました。
生まれつき心臓が悪く、名家の令嬢なのに継母から殺されそうになる沙都子と、沙都子に惚れ込んで何度も命を救う殺し屋の進平。
進平の一途さに沙都子も惹かれていくのに、自分がせめて家のために出来ることとして政略結婚を最優先し、進平との平和な暮らしを考えない…
お家最優先の時代だからなのでしょうが、長く遊女と共に暮らして平民の価値観も理解してきただろうに、そして守ろうとしているお家の継母に、殺されそうになるほど邪魔者扱いされているのに、何より沙都子が居なくても何も困らないお家が現実なのに、それでも尚、家のことばかりにとらわれる沙都子が歯がゆい。
それでもそんな沙都子のために命さえ省みず、何でもしてあげたいと思う進平が切なくて、このままだと沙都子応援のテンションが下がりそう(笑)
どうか最後は進平が幸せになりますようにと願いながら先を楽しみにしています。
ネイルサロンに男性…しかも産婦人科医ってレアな設定ですが(笑)心に傷を持つ2人が出会えて良かったです。
彼が初体験の時に彼女から「上手すぎて初体験なんて信じられない」という理由でフラれ(そんな理由で???)以来、怖くて女性に触れられなくなったというのもあり得なそうな話ですが、要は相手から自分の気持ちを拒否されたトラウマが強かったということですよね。そんな彼に、彼のことを一番に考えて惜しみなく愛情を捧げてくれる葉山サンの気持ちが通じて、トラウマを克服できた。
一方で葉山サンも、かつて初めてつき合った元彼の心ない言葉に傷ついて、恋愛に踏み出せないトラウマを抱えていた。(しかも彼のお粗末なエッチしか知らないまま)
共に、「相手に対する思いやりの無い、悪い相手とつき合ったことで、恋愛へのトラウマを抱えてしまった」ということで、「ちゃんと相手を見極めてから良い恋愛をしましょう」という教訓も含まれているような気がします。(笑)
…とはいえ、頭では理解してもなかなか恋愛感情はクールになれないものですから(自己反省含め笑)この2人は、2回目の恋愛で素敵な相手と出会えて本当にラッキーだったと思います。
とかくこの手の古き時代の外国長編モノは途中がダレがちですが(笑)この作品は全く集中力が途切れず、息つかせぬ迫力で一気に読破しました。動物モノ以外のコミックで泣いたのは初めて…おそらくストーリーに引き込まれて場面描写が想像力をかき立て、映画のように立体的に浮き上がって見えたからではないかと。それほど迫力ある作品です。「白」と「薄星」の最期は号泣モノ。全ての登場人物が個性的で魅力的(悪人・土肥でさえ)是非、映画化して欲しいです!
『すごいイケメンとコミュ障女子』とか『アイドルとフツーの女子高生』とか、現実には殆どあり得ない設定のキラキラストーリーが多い中で(笑)ごく普通の高校生たちの、ごく普通の日常でよく見かけるシーンを切り取って、それぞれの心理描写を丁寧に描いている上質な作品。
まだ36話までで、4人全員の事情がわかったところ。これから高橋さん憧れの教師も含めて、どんな展開になっていくのか全く予想がつかずとても楽しみです。
私は犬飼いですが(今の子は11頭目)このお話は愛猫家・愛犬家が「本当にこんなことが起こったらどんなにステキだろう!」と願ってやまない夢ですね。
ペットたちが人間の身体を借りて話してくれたら…生きていたとき、何を感じてどんな思いだったか伝えて欲しい…究極の願いです。
この作品は、そんな夢が叶うばかりか、主人公に素敵な出会いまで提供してくれて願ったり叶ったり、まるで「猫の恩返し」のような心洗われるストーリー。
たまが再度、天国に行くシーンはさすがに泣けましたが、その悲しみ以上の幸せを残してくれていって救われました。
うちにも、見送った9頭がイケメンの身体を借りて現れないかなぁと切に願ってます。(笑)
今どき珍しい昭和男子?の灰原くんに臆せず突っ込んで行くヒロイン。ちょっと軽いけど、いつも相手のこと優先で楽しませることばかり考えて誰とでも仲良くなれるキャラは、これまた今どき珍しいコミュ上手。
こんな彼女によって、頑なだった灰原くんの心が解放されていく様子、とても微笑ましく、ラストの心の声が何とも感動的でした。
友人達や灰原兄も皆、良い人ばかりで、彼らを含めた2人のその後を知りたく、続編を心待ちにしています!
「先生さようなら」のドラマを見て、原作を読みたくなり「ハイライト」に飛んできました。
悲しいことがあっても最後は救われる2話…良かったという安堵感で泣きそうになりました。似たような話は他にもありそうなのに、この作者さんの表現のしかたは、すぐ感情移入できて引き込まれ、心に刺さります。
「ハイライト」の方は完全なハッピーエンドではなく、むしろ主人公は愛する女性を2度も失うことになり、原因は自分だと自分を責め続け、実際に恋人は亡くなってしまうので、もう二度と会えず、彼の後悔を「それはアナタのせいじゃない」と言うことさえ叶わないのですが、それでも彼は彼を慕う生徒に支えられて、彼女との過去を「結果は辛かったけど、そんなことばかりじゃ無かった」と良い想い出に変えることができて、立ち直れるという幸せな結果に。
愛する彼女を失った悲しい現実は変わらなくても、気持ちの持ち方で幸せになれる…というハッピーエンドで、いろいろ考えさせられた作品でした。
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