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一人ひとりのエピソードが、みんな胸にぐっときます。作品にははっきりと呼称はされていないが、リュカはいわゆる発達障害で、身近に実はいるよね、わかる!と思わせてくれました。逆に本人はどう考えているのか、この作品はとても教科書になると思いました。アキオのエピソードもとても切なくなりました。自分中心に考えてしまいがちだけど、常に心配りができる人間になりたいなぁと考えさせられました。素晴らしい作品です。
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一人ひとりのエピソードが、みんな胸にぐっときます。作品にははっきりと呼称はされていないが、リュカはいわゆる発達障害で、身近に実はいるよね、わかる!と思わせてくれました。逆に本人はどう考えているのか、この作品はとても教科書になると思いました。アキオのエピソードもとても切なくなりました。自分中心に考えてしまいがちだけど、常に心配りができる人間になりたいなぁと考えさせられました。素晴らしい作品です。
控えめに言って最高の漫画だと思います。一昔前の大奥シリーズのドラマがやっていた頃は、男女の仲を中心にしたドロドロ系の物語という印象だったので、今回N〇Kでドラマ化するのを知ってたまたま手にしました。こんな名作を今まで読んでいなかったなんて!静かな衝撃を何度も食らわされる、多角的な面が紡ぎ合わさった立派な歴史物だと思います。理知的な人物もたくさん登場するので、人間関係の社会勉強にもなります。機微の描かれ方が天才です。
マンガなのに映画を観たくらい、胸いっぱい、お腹いっぱいになる作品でした。視点がほとんど常に主人公で構成されているけども、全然飽きがこない。映画ってそもそも編集(あたりまえだけど)されたもので、削ぎ落としていった先に美しいもの、またはおどろおどろしくても制作者が見せたいものが形になったものなんだなと、考えさせられました。時折別アングルから現実を挟み込んできて、でも、それすらももしや...と思わせる、画面越しとの切替がとても秀逸でした。
読んでいて辛い部分もあるけれど、今まで知り得なかった見識が得られました。マンガになったケースがすべてではないにしても、もしかしたら小学校の時のあの子も、、とか、ニュースで捕まってたあの人も、、転職を繰り返すあの人も、、など想像を働かせることができるようになった気がします。複合的に色んなことが絡み合って、犯罪に至ってしまうのでしょうが、グレーゾーンがいかに多く、周囲の理解と支援が必要なのか考えさせられます。
原作とテーマゆえか、ひとつの映画を見終わったような、とても心に染み入る作品でした。不遇の時代を何度も乗り越え、主人公の芯の強さや、主人公を支える暖かな家族に救いがあります。中国残留孤児について、文字しか知りませんでしたが、一人一人にこういった出来事があると思うと、いたたまれない思いを抱きました。
妹の死をきっかけに、2人の距離がどんどん縮まっていく様子が、丁寧に描かれているところに田村先生の真骨頂が感じられます。皮肉にも死後、兄の方から歩み寄ることになる切なさがありながらも、志半ばで逝くまで精いっぱい生きた妹の分まで、これからの彼の人生に明るさが見えんことをと、祈らずにいられないです。
仕事で、この作品に出てくるような、世間で言う対応に困る人がわりと来ます。なぜそこで急に怒るのか、無理を通そうとするのか、相手の立場が理解できないのか、逆にこれまで周囲からどう扱われてきたのか。。もちろんこれがすべてではないけれども、その先っぽを垣間見れたような気持ちにさせられました。
絵の成長ぶりがすごいです。もともと話はとてもオリジナリティがあってすごいですが、特に人魚の脚の描き方が、ほかの作家さんよりすごく肉厚な感じが出ていました。チェンソーマン好きの子どもに読ませようかと思っていましたが、内容は小学生にはまだ早そうな気がする回があったのでやめました。
大奥にはまり、先生の名前で検索したらここにたどり着きました。今さらながら、きのう何食べた?はドラマで少ししか観ていなかったので、同じ作者とはつゆ知らず。でも、この2人の空気感、台詞の前後の独特の間に、なるほど通ずるものがあってとても良かったです。料理もとても参考になります。
まだ無料分だけですが、タイトルからすると、そーいうマンガかなとも思ったけど、ストーリーも絵もとても丁寧に描かれていて、とてもほっこりできる物語でした。日常を切り取ったようなコマの描写が、それだけで2人の心境が伝わってきてすごいと思いました。ストレスなく読めました。
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