5.0
生贄にされる好きな女性を守るために襲う、というのは初めてみる展開でドキドキしました。しかもレナートから、ちょっと申し訳なさと同時に強い意志と優しさも感じて…すごくいい男です!
シンシアは健気でいい子だけど、母との思い出からか、理不尽なのに、国を守るためならと自分を犠牲にしようとする。それをレナートが「国が君を捨てたんだ」とはっきり言うところが気持ち良かったです。レナートはシンシアのことを本当に大切にしてるのがよく分かります。その後はしっかり甘やかしますし。
話が短めなので、継母と義妹との関係が、命を狙われるくらい、どうして悪いのかがもうちょっと分かれば良かったです。
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