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絵のおかげでほんわか、可哀相ってなるけど、内容はとても恐ろしいストーリーだと思う。
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絵のおかげでほんわか、可哀相ってなるけど、内容はとても恐ろしいストーリーだと思う。
悲しい。
おばあさんが覚えていなかったら、心中しなかった?でもおじいさんは持病があったしおばあさん1人残せないと思って同じ結末だったかな。
美談にしていいのか?2人が選んだことだけど、焼死なんて、そんなに苦しい思いをして死ななきゃいけない2人だった?悲しいけど複雑な気持ち。
思わず一気読みしてしまいました。
悲しくも美しいお話でした。
もう少し夫婦の絆や歴史(出会いなど)が描かれていればもっと感情移入できたかな。
罪に苛まれて日に日に意識がはっきりしてくるのが辛い。
子供を虐待していたアイツは可哀想でもなんでもない。
と評価が良かったので、読んでみましたが、初めはあまり良く内容が伝わらず、読み返してやっと理解出来るのかな?
淡々と進んでいくので一気に読みきってしまいました。
何とも言えない読後感が後引きます。
おばあさんが自分のやったことを「正義ではない」と少年に言っているなど、単純なミステリーではなく、真相が判明した後の方が色々と考えさせられました。
とても考えさせられるテーマですが、絵のタッチのおかげで読みやすいです。ストーリーもサクサク進みます。
主人公の2人が自分の両親だったらと思うと、胸が詰まる思いでした。
これは実際の事件を元にした作品です。
事件のことは当時大々的に報道されていたのでよく覚えています。
その人の抱える苦労はその人にしか分からない。
だから旦那さんの選択は間違っていると非難出来ません。
最初は孤独死や、高齢社会の問題をテーマにしているのかと思いましたが…
読み進めていくたびに雲行きがあやしくなり…
何が正解なのか、これでよかったのか…
複雑な気持ちで読み終えました。
現実のもの。老々介護が当たり前になった現代において表面下にして欲しい題材です。人生の最後の瞬間を 自宅ではなく病院が当たり前の今、果たしてそれが本当の望みなのでしょうか??