5.0
あのキャラのその後が……。
ベルサイユのばらはフランス革命でマリー・アントワネットが処刑されて、物語が完結しました。
このエピソード編では、フランス革命後も生き残ったアランやフェルゼンのその後、物語の途中で登場しなくなったジェローデルが最後に登場した後どうしたかが描かれています。
また、アンドレがオスカルに出会う前の話や、オスカルの両親の馴れ初めの話もあります(^^)
ファンが楽しめる内容です。
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ベルサイユのばらはフランス革命でマリー・アントワネットが処刑されて、物語が完結しました。
このエピソード編では、フランス革命後も生き残ったアランやフェルゼンのその後、物語の途中で登場しなくなったジェローデルが最後に登場した後どうしたかが描かれています。
また、アンドレがオスカルに出会う前の話や、オスカルの両親の馴れ初めの話もあります(^^)
ファンが楽しめる内容です。
改めて読んでみると、非常にタイトな作品にも関わらず、読後には、巨大長編作品を読み終えた時のような圧倒的な余韻が残る。わずか10巻という紙面にこれだけの世界観を詰め込んだ才能は流石としか言いようがない。
序盤は少女漫画然としたお姫様漫画的軽快な華やかさで助走していく。無邪気で無欲で愛らしい、夢のような世界観だ。この時代に少女だった人達は、どれだけこの作品に憧れ夢見た事だろう。が、少女漫画にありながら、この作品では夢のような話を夢物語として終わらせないシビアさがある。アントワネットの豪奢なドレスや靴や宝石は、優しい魔法使いのお婆さんによる産物ではなく、農民をはじめフランス国民98%を占める国民による巨額の税金、国庫からの支出をもって贖われたものである事を克明に描写している。かたや彼女の主だった取り巻きは、遊興と奢侈、不倫と浮気、見栄と建前、欲と利害関係に結ばれた貴族であり、アントワネットはついに革命に至る直前まで、外界に対して盲目的である事を誘導されているようにも描かれている。私利私欲に明け暮れ遊び暮らす貴族の傍ら、パリの街は重税の取り立てから逃れた農民が難民として流れ着き、市民は仕事も得られず食うに事欠き、盗みや犯罪が横行し、娘は身を売って辛うじてパンを得る。二人のヒロインのうちのオスカルは、この惨状に愕然と涙を流し、近衛隊隊長という当時屈指の花形的役職を自ら降りる。一方、フランス女王としてパリ市民の生活を顧みる意識の萌芽さえないアントワネットは、格式ばって古臭い重厚なヴェルサイユ宮殿から逃れ、これまた新たに莫大な税金を投入して、プライベートなガーデニング農村『プチトリアノン』を築いてお気に入りの仲間と自由に過ごす。
旧来の、地位ある女の役割を担わされたアントワネットと、男として育てられ社会に目を向け生きる道を与えられたオスカル。この2人の対極的な描かれ方は、85年に制定された『男女雇用機会均等法』以前に思春期だった少女達にとって、とても印象的な存在だったのではなかろうか。男性の男性による裁判の中、最期は断頭台に送られたアントワネットは男社会の庇護と支配を受ける当時の女性像の象徴であり、もう一人のヒロインオスカルは、男性による旧来の社会構造に反旗を翻し、女としてではなく一人の人間として生きようとする、新たな女性像の象徴として描かれているようにも思われる。
元々ベルばら好きです。
本編がキレイに終わっているだけに読むか迷うところはありましたが、結局読みました。
本編を邪魔することなく書かれているエピソード集です。あまり捕捉的なこともありませんが、好きなキャラクター達をまた見られるのは嬉しいです。本編を読んでない人には面白くはないと思います。以前に読んだ記憶を思い返しながら読むといいのかな?
サイドストーリー的ですし、本編はあんな終わり方ですからロマンスを期待する人には合わないかな?
子供の頃からオスカルは永遠に🩷
ハッピーエンドじゃない切ないストーリーだけれど
永遠に心に生き続けるオスカルとアンドレ🩷
やはり…美しいイラスト
華麗なるオスカル様♥
何故女性なのか…わかった時はショックが大きかった❗️
でもアンドレとの関係も素晴らしいから許せたなぁ🎵
マリー・アントワネットの生涯も悲劇…何も解らないままフランスに嫁いで…
あのまんま自国で結婚していたら幸せな生涯だったかも‼️
本当の愛を知ったけど生涯の幕が降りる頃なんて…やはり可哀想な悲撃のヒロイン…マリー・アントワネット
今の世の中なら家を飛び出して愛する人の元に…その人と駆け落ちでもして愛を貫くことも出来るけど…あの時代だと
許されない極刑又は戦になるのかなぁ⁉️
でも…マリー・アントワネットもオスカルも愛を知ってから生命の幕を 閉じて幸せだったのかなぁ❓️
あの時代だから愛を知ることは幸せなんかなぁ❓️って…
思ってしまったりしてます⁉️
今一度読み返していますが…自分の中で消化しにくいです🆘
でも素晴らしい作品だから何十年経っても色褪せず輝いて素晴らしいんだろうね😃
歌劇も美しく素晴らしかったけど…やはり原作が一番素晴らしです‼️🎵
母から貰ったベルサイユのばら。
繰り返し、何回も何回も読むくらい大好きなベルばら。
その後の世界が描かれてると最近 知り、読みたくてたまらなかった。
オスカルに出逢う前のアンドレエピソード。
フェルゼン。
ロザリー。
ジェローデル。
美しく成長した、オスカルの姪のル·ルーちゃん。
アラン。
オスカルの両親。
懐かしい人達のエピソードが盛り沢山。
フランス革命後の混乱の中で、生きていくことの大変さを。
オスカル。マリー·アントワネット。フェルゼンの人生に。ベルばらの世界に彩りを添えた人達の目線で描いていて面白かったです。
ベルばらが大好きでずっと読み返していますが続編は自分的に許せない話があって複雑。
アンドレの幼なじみは元々宝塚歌劇が娘役トップに与える役のために宝塚側が池田先生に頼んで無理矢理作られた後付け設定。これをエピソード編に載せてオフィシャルになってしまったのが何とも複雑です。
オスカルのドッペルベンガーがフェルゼンと踊るなんて本筋にも影響が出るので許せない。
ジェローデルが最後にポーの一族になっちゃうなんてその設定は自分の中では無かったことにしました。その分星2つマイナスです。
フェルゼンの最後を描く話はこれで本当にベルサイユのばらが完結したんだと思える位感動しました。本当は連載当時にこれを描きたかったんだろうな。
本編も何度も読み返しているほどファンです。
本編とは別の視点から見たストーリーだったり、番外編で、シリアスだった時世につかの間の笑いあるひとときを過ごしていたのだな等と思えて、大変楽しくもあり、感慨もあります。
単行本でもこちら拝読しましたが、ジェローデルとソフィア嬢だけでもそして結ばれてしあわせでいてくれたらななんて淡い思いもあります。
そうは甘くない、安くないのがベルばら!
それぞれの人物が自分の信念や生き方にまっすぐ、生ききっているところがベルばらのすごいとこだなと思います。
とても読み応えがある作品と、
「それはどうなの!?」みたいなのに分かれる印象です。
個人的にはマリールイーズやフェルゼン兄妹のその後はとても良かったです。史実にも忠実です。
ジェローデルも感動的です。最後の超常的ぶっ飛びさえなければ…「混ぜるな危険」という言葉が浮かびます。
オスカル母のエピソードは、時代に迎合したディズニープリンセスの変化を彷彿とさせて個人的には好みじゃありません。本編とキャラ設定が繋がらない。
絵の変化は作者さんの年齢を考えたら仕方ないかな…自分は許容範囲でした。
好みは分かれると思いますが、素敵なエピソードが多いので買いだと思います。
ベルばら本編は何度も読みました。
こちらは初めて。
画風が本編とは異なるため好き嫌いはわかれますが…。
本編のその後が気になる方にはいいと思います。私もその一人です。
フェルゼンやロザリー、アランのその後。
フェルゼンは史実で多少知ってはいましたが、漫画にして読むとまた違います。
ただ、ジェローデルだけはなんだか納得いかない気分になりますw