【ネタバレあり】復讐の未亡人のレビューと感想

各エピソードは面白い

第一部の亡くなった夫の復讐を果たすまではスピーディですかっと気持ち良く読めました。
エロ部分に関しては青年誌掲載の作品ならでは仕方ないと思います。飛ばして読めば良いし。
しかし第一部でこれでスッキリ完結かと思いきや、斉藤さんと暮らし始め凛ちゃんを引き取ってから、登場人物がどんどん増えたうえに時系列が入れ子になって、訳が判らなくなってきました。
それでも登場人物にまつわるエピソードや回想は面白いのですが、こんがらがったままのたくさんの毛糸玉がどこまで転がっていくのか疲れてきます。
絵は美しいし映画を見ているようですが、時系列が錯綜するあたりは、むしろ文字での小説なら成功した表現なのかなとも思いました。
第一部だけなら星五つなのですが、ごめんなさい。

ドラマ

ドラマでやっていたので読みました。まさかのエロ満載。女性目線ではドン引きレベル。正直、見てて気分の良くない描写でした。途中で読むのを辞めました。

じしした旦那さんの同僚たちへの
復讐を果たすため
見た目を変え名前を変えて
潜入するヒロイン
9話で復讐は全て終わったのかと思いきや、
これから過去の話も出て来て新たな話が始まりそう

ここまで、夫の復讐に徹する事が出来るのでしょうか？その為には、好きでもない課長、社長とまで身体の関係になる？弟とも。

カラー版を読んでから来たのですが、白黒だとまたそれはそれで違う雰囲気になりますね。ダークなお話なので個人差があるかと思います。

前半は面白いです

前半の夫の職場への復讐はおもしろいです。再婚後というか、凛ちゃんたちが出てきだすと話がよくわからなくなってくる

興味深い

ドラマになったらしいけれども、どうやってこの内容を放映するのだろうかとも思う。
作者の興味（趣味？）の移り変わりが、ストーリーに表れるようで、人間味があってなんとなく好きです。

美しい未亡人の密は、夫を死に追い込んだ者達へ復讐を果たしていきます。
自分の身体を武器するのも厭いません。
社長や課長、義弟とも関係持つの・・・・ちょっと抵抗感です。

終着点が見えてこない

前々から読んでいた作品です
黒澤先生の描く艶かしくて生々しい濡れ場とそこに絡む複雑な人間模様を興味深く読んでいたのですが…

ここ最近、というか中盤からはメインが密さんから預かっている凛ちゃんになってきて、尚且それぞれの登場人物の過去の背景をいろいろ設定してたくさんの謎を残したまま伏線を回収する気配もなく本筋からどんどんズレていって収拾が付かなくなっているようにも感じられます

でも読むのをやめられないんですよね
かなり連載が長くなってきたので、最近の話を読んでいると
「あれ、少し前どんな話だったっけ？」
という感覚にとらわれます
出てくる人みんな癖強いです

少しずつゾッとしてくる感じ

怖いな、ゾッとするな、って場面が多かったけど、亡くなった旦那さんの復讐をしてた、ってわかった時は、スッとした。

こんなにかっこよく目的達成できるのがなんかすごい。

再婚したとこまではわかりやすくてよかったんだけど、その後の子ども？が出てきたあたりから、ちょっとよくわからなくなってきた。
でも、続きは気になる！