5.0
怖い
ずっと読みたくて、暗い気持ちになるのがわかっていたので、躊躇していました。
すごく細かい描写で、どこか主人公に対する好意まで湧きそうになるほど、寄り添った漫画かなと思います。
これが本当なら、戦争がいかに人を狂わせるか、ということに恐れを感じます。
読んでよかった、でも読み返したくは無いですね。
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ずっと読みたくて、暗い気持ちになるのがわかっていたので、躊躇していました。
すごく細かい描写で、どこか主人公に対する好意まで湧きそうになるほど、寄り添った漫画かなと思います。
これが本当なら、戦争がいかに人を狂わせるか、ということに恐れを感じます。
読んでよかった、でも読み返したくは無いですね。
日本の田舎の陰湿さを、これでもかと表してますね
画の雰囲気もカタカナで進められるストーリも、すごく合ってます
この主人公のように、それまでちやほやしてしてた周囲がいきなり手のひらを返しての壮絶ないじめってのは
最初からいじめられていた人よりも、心に堪えたでしょう
この人が壊れていくのがよく分かります
なんとなく聞いたことのある事件の名前でした。マンガで読むことで知ることができたけど、村の中の人の扱い、村の女と抱き合ううちに変わりつつ感情。カタカナで書いてあるので、当時は、こんな風に文字を読んだんだとか、大勢の村人を殺害してしまうまでになると、何ともいえない。
この事件を知り、少し調べてみました。実際の事件を作品の中でどれだけ忠実に再現して描いているのかはわからないなと感じ出したのが、近所の人のお腹部に人面瘡が…というくだり。
史実を知りたいので、本当のことだけをマンガに描いて欲しいです。
この事件の話は見た事があるので興味があった。犯した罰は重いけど、もし、不治の病におかされていなければと思うと…ただ、おばあさんは生かしてあげて欲しかったな。
主人公は軍隊の健康診断で肺病を患っていることに知らされる、周りからは叱責や暴力、親にも裏切られ、愛する女性にも裏切られる、最期の行動は、
津山事件の話なんですね…俄然興味が湧いた。少し読みにくいと思ったけで、逆にだから臨場感もあるんかな。
読みずらい…絵が怖い…戦時中の話しみたいですが、よくわかりませんでした。内容や絵が独特で 好みが分かれそう…
有名な事件を元に書かれている作品。
主人公(犯人)が実物と似ていることにも驚きました。
当時は不治の病だった肺結核にかかり、性依存に走り、村人からは酷い仕打ちを受ける。
読み返してみると、最初はごく普通、いや、とても優しく頭の良い好青年。
戦前の集落と言う悲惨な環境、不治の病で未来はない。
この事が彼を犯罪者に走らせてしまったのだろう。
自爆テロのようなものです。
お祖母さんを一思いに殺めてしまったのは…
生かしておいても「孫が犯罪者」のレッテルを貼られ、死ぬよりもつらい経験をさせたくなかったからなのか。
せめてそうであって欲しい。そうでないと悲しすぎるから…。
有名な事件が下敷きです
他の方も触れているように事実と虚構が混ざっていますが、全体的に良くまとめられています
悲劇ではありますが、一読に値するのではと思いました