5.0
まだ4話目だけど 紫式部もあんぐり!
原作では 光る君の父、桐壷帝から熱愛される息子なのにね。亡くなった生母、桐壺の更衣にそっくりな愛息子で そっくりな藤壺の宮を入内させて弘徽殿の女御より上の中宮にして(藤壺の宮は宮家の姫君だから身分は元々高い)光る君と藤壺の中宮との間に不義の子供を設けても許すくらい可愛がってるのに この作品では桐壷帝が まずブラックですよね!まだ元服前を読んでるけど光る君も藤壺の女御(この時はまだ女御)も美形に描かれており魅力がある。この作者さんの腕だと 光源氏の藤壺の中宮へのストーカー的な愛情が原作に近い感覚で描かれると思いますし あの六条の御息所の年上女性の執念のようなモノ、光る君が中年になって娶った幼な妻の女三の宮(この姫も藤壺の中宮の姪だから)のお馬鹿さ加減にガッカリするとこも見てみたいけどこの話の数だと最愛の妻紫の上と 正室葵の上、明石の君くらいかな。光源氏って紫の上に対しても 原作でも 幼い頃に父親に引き取られると正室からいびられるだろうと 保護者の祖母が亡くなると強引に引き取り 14歳に成長したところで無理矢理妻にしたある意味ブラック。紫の上も藤壺の中宮の姪で 似てるから。結局は亡き母の面影を追っているみたいだから凄いマザコンなんだろうね。桜田雛先生の腕前を楽しみにしてます。歴史絵巻好きには堪えられない!
- 2