4.0
この後の展開は?
鬼気迫る鋭い眼光や狂気的な表情が何とも言えない源氏物語のダークな部分を見事に描いていて、作者さんらしさが溢れてる作品になってると思います。
宮中の言葉の堅苦しさが全くなくて話がすっと入りますが、言葉遣いの荒さも際立ってる感じもします。
その分、好みは分かれそうですが、私は好きですね。中将とのやり取りが子供の喧嘩みたいで特に。
まだ序盤ですが、続きがどんな描き方をされるのか楽しみです。
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鬼気迫る鋭い眼光や狂気的な表情が何とも言えない源氏物語のダークな部分を見事に描いていて、作者さんらしさが溢れてる作品になってると思います。
宮中の言葉の堅苦しさが全くなくて話がすっと入りますが、言葉遣いの荒さも際立ってる感じもします。
その分、好みは分かれそうですが、私は好きですね。中将とのやり取りが子供の喧嘩みたいで特に。
まだ序盤ですが、続きがどんな描き方をされるのか楽しみです。
源氏物語の世界は元々まっ黒いデスよね。それをものすごい綺麗なオブラートに包んである。それを読解する力は、自分の経験値によって変わってくるから奥が深く深く。。到底読み切れないのよ。
それを最初から開けっぴろげにされてる本作は、新しい解釈の方法だと思うけどな。結構面白かったよ。
全話を読みましたが、源氏物語好きでも好みが分かれそうだな、と思いました。
あさきゆめみしという別作家さんの源氏物語を題材にした作品は、原作に忠実だと思いますが、私は絵が受け付けなくてどうしても好きになれないですが、こちらは好きです。
心が歪んだ光源氏という、原作からは飛躍した設定ですが、その理由が『藤壺の宮さまへの届かぬ想い』というところに納得感がありますし、何より、光源氏が天上級の美しさという設定にピッタリの妖艶な美しい絵に引き込まれます。
残念なのは、原作の41帖光源氏が没するまでをものすごく端折って描かれているので、行間があまりにも多すぎること。
それと、藤壺の宮さまがお宿下がりされた時に2人が結ばれるシーンは、原作通り、光源氏が堪えきれず宮さまの所へ行ってしまったという設定にして欲しかったなーと思います。
この美しい絵で、ブラック設定で、1帖から41帖までが丁寧に描かれたものを読んでみたいです!
天皇にまで昇り詰めると最初のほうに書いてあったので、そこまでのストーリーを描いて欲しかった!!
紫の上との話しで終わってしまったので、まだまだこれからですよ。。。そこが残念。後半の話も引き続き、お願いします!!これまでさまざまなまんが家さんの題材になっている光源氏、その裏の顔を描いているのは、興味深く、また紫の上に手を出さないところの描写がとても好き!嫌われたくない。そう思えるほど大切な人。そこが、切なさと苦悩、愛を感じました。この物語は、今までにない光源氏像を見事に描いていて、私は美しくて誰もが羨む憧れの方という見方だけではない、人間味のある新しい光源氏だと思います!ぜひ、続編を作ってください!!お願い致します!
源氏物語は、光源氏の話ではなく、作者、紫式部の女人としての話という解釈があります。
色んな女人が出てきますが、どの方も生身の人間として共感出来る描かれ方で、大好きな作品です。
これが平安時代に書かれたとは。世界中で読まれる所以でしょう。紫式部という作家の素晴らしさに感銘を受けます。
さてこの作品は、丁寧に描かれている部分とそうでない部分がありますが、取り上げた女人は、人間らしくて良いなと思います。また、紫の君が出てきてから、さらにグッと良くなりました。話はざっくり流れていきますが、光源氏の心情は良く描かれていると思います。最後は呆気ないですが、一番描きたかった所を描かれたからかなと思います。課金しながら楽しく読ませて頂きました。
源氏物語を、元にしたまんがですけどなかなか捻くれた光源氏ですね。あの時代に母方の後ろ盾なしに全てにおいて秀でてた光源氏が理想としたのは母によくにた義理の母で、その面影を求めて親戚の子を自分の理想通りに育てるって、現代でやったら犯罪かも。とは言えあの時代は恋愛で生きるか死ぬかの世界ですしね。斬新で面白いと思います。もう少し後のお話も読みたいなあと思います。
原作とは大分違う描かれ方だけど、好きな奥方との色恋が描かれていて、個人的には好きでした。特に紫の上との関係がいい!六条の御息所のおどろおどろしい所は全く触れられていなくて、そこも良かったです。…私的には苦手なので。ラストはもう少し紫の上との未来を描いて欲しかったなぁ…。総合的にみて、面白かったです。
無料分の10話まで読みました。元々の源氏物語が好きなので読み始めたのですが、本家では上手に隠してあるブラックな部分を強調したようなストーリーになっていて面白いです。もちろん原作とは違う部分も多々あるし、好みが分かれるところだと思いますが、ちょっと違った角度から古典に触れられるのは良いのではないかと思います。
執事たちの‥が良かったのでこちらも興味があって。非の打ち所がない存在の光源氏のはずですが、本当は悩んで、苦しくて‥という内面描写が面白いですね。まだ無料分がだいぶありますので、楽しみです!絵もとても綺麗。この作者さんって、笑顔よりも悩んだり怒ったりしてる表情の描き方が上手い気がする‥
執事達の沈黙にあまりにハマりまして、作者さんを辿って読みましたが、テイストが全然違うお話しで無料分のみで脱落です。源氏物語といえばあさきゆめみしが有名ですが、同じく原作に沿いつつもタイトル通りとってもダークに耽美にした感じでしょうか。好きな人はめちゃくちゃハマると思います。