5.0
私の、センセイ
なぜ今、このマンガに出会ったんだろう、と思った
私にも、高校の美術の教師であり一生涯作品を作り続けた亡き恩師がいた
昔、作者と同じように美大を目指し、美大に合格しながら、美大からも逃げて、作者と違って結局何にもなれないでいる私に、
命ある限り、挑戦しろ!と励ましてくれた恩師の言葉を、強烈な懐かしさと、後悔と共に思い出す。
何で、今、出会ってしまったんだろう…
このマンガに
あの頃の情けない自分に
日高先生と同じく、ぶれずに「挑め」と逃げなかった私の、センセイに
作者と年齢が近いだけに、作品と共に、私の中の、もう一つの私とセンセイの話が、同時に流れはじめて、
涙と後悔が止まらなかった
あなたの中の、私と先生の物語も、このマンガと共に甦るのではないでしょうか
by
匿名希望
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