終わった気がしないのは残念ですが
わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
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わくわくドキドキしながら読みました。
でも、最後は消化不良で、残念です。
結局、はなさんの出自をはじめとした、「知りたかったこと」は置き去りで、胡桃ちゃんの成長も描ききれてないように感じます。
それでも、たくさん星をつけたくなる内容の良さでした。
この作者さんの長編作品、ストーリーは面白いのに、ラストがなんか力業でまとめあげてたり、「え?そうくる?」みたいなのが多い気がします。
「かんかん橋を渡って」を読んでとても面白かったのでこちらも読んでみました。「愚者の皮」「いのち輝いて」「お弁当放浪記」「桜人」も読みましたがこの作者の作品はどれも面白く、心にくるものばかりです。
このガレージ・ママはガレージで暮らしはじめたママを、あの手この手で追い出そうとするフォレストヒルズ興産の蒲生たちが、予想外のアイディアでガレージを守るママに苦戦し、なかなか追い出すことができなくて、、、という感じで話が進んでいきますが、途中からそんなのはあまり関係なくなっていったような気がします。子供の友達の家庭の問題をママのガレージ生活を通して解決させていく、というのがメインなような気がしました。ただママの作る料理や豊富な知恵が読んでいて子供の頃信じていた全能の母を思い出しほっこりした気持ちになりました。
ハナさんはとても強く優しい女性でもっともっと彼女の生活を見ていたくなります。
ドキドキハラハラはまったくしませんが、ほっこりしたい人にはおすすめです。残念だったのは途中から「愚者の皮」の絵にそっくりになっていって「愚者の皮」の狂気じみた感じを思い起こしてしまいました。
カンカン橋を渡ってが面白かったので無料の時に読みました
またポイントに余があれば読み進めたいと思います
この作者さんの「かんかん橋をわたって」がすきで、こちらの作品に辿り着きました。絵が特徴的で好き嫌いが分かれそうですが、内容は含蓄のある話ばかりで普遍的だなあとこちらの作品にも思いました。
4.0