3.0
法律で白い鹿に認められたらってすごい無理やり感があったように思います。人を白い鹿に見立てる発想は面白かったです。
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法律で白い鹿に認められたらってすごい無理やり感があったように思います。人を白い鹿に見立てる発想は面白かったです。
主人公の無垢な可愛さと、いちゃいちゃシーンが適度にあるところがこの作品の良いところです。
話の内容は主人公の心を掴んだ方が王位につけるという設定でした。
人を獲物に見立てる事が、そもそもの間違い。
でも、そこから本当の姿が見えて、真の心が生まれて、人の眼に心にみせてくれる事もある。
オルガは、親が決めた婚約者との結婚式の場から連れ去られたけれど、それに因って自身に対して、真に誠実な男性を見極める事が出来たって事ね。
エリアスに自分の生まれをぽろっと話させた優しい雰囲気も持つオルガ。
逝去した父王は、己の息子達の本質を見抜いていたのね。
短いお話の中に沢山の要素が含まれているお話で、自分自身の中身も考えさせられたかも✨
それにしても、オルガ、ピュア過ぎるから翻弄されたのね。
王位継承儀式のために゛狩られる゛対象になったヒロインが最後にくっつくのは誰だろ?王子のうちのどちらかか元婚約者か、、登場するたびに考えてたけど、後半、表紙を見て気づきました(笑) 作品中に出てくる「初夜を迎えるときに女性が着る服」を、ヒロインが男の子から受けとって身につけるのですが、なんとなくツッコミたくなりました。
表紙を見て何も考えずに前話購入したのですが扉絵をみてもしかして複数?!となりビックリしましたがそんなことはなく良かったです。
そもそも側近が公表してればここまで話こじれなかったよなーと思いつつそれじゃ話進まないよなとなんだかジレンマに陥りました。
主人公を鹿に見立てて狩ろうとする。現実味がない設定ながら、読み出したら止まらなくなって最後まで読んでしまいました。主人公がイタズラされるようなエロさもぐっときました。