4.0
不思議な物語
こんな町に産まれてしまったら、自分ならどうするか?考えさせられました。
せめて死ぬまでには外に出たい。
というか、若いうちに外に出て青春を謳歌したいですよね。。なかなか深いです。
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こんな町に産まれてしまったら、自分ならどうするか?考えさせられました。
せめて死ぬまでには外に出たい。
というか、若いうちに外に出て青春を謳歌したいですよね。。なかなか深いです。
いわばシェルターに囲まれてしまったような小さな街。
光も風も身体に受けることはできるけれど、決して外には出られない。
子どもたちが当たり前のように語る将来の夢もここの住人には見果てぬ夢。
想う人と会うのは見えない壁ごしで、触れ合うことすらできないとはなんて残酷な切なさだろう。
冒頭のシーンでわかるように、いずれは滅びゆく街。
その中でそれぞれの生き様に深く考えさせられる。
外界と遮られた閉ざされた空間に閉じ込められたら、私なら狂うかもしれない。
深い話だなと思いました。隔離された空間の中では人は衰退してしまう。外の世界と中の世界の違い。一見平和に見える中の世界はそれぞれが色々な苦しみを持って生活している。いくら国からの支援があっても外と触れる事も出来ないもどかしさで逆に壊れてしまう。読んでいて最後はどうなるんだろうと思いましたが…やっぱりこうなるのかという結末でした。
設定がすごく面白かったので気になって購入しました。ラストは、シンキングストーリー?というのでしょうか、はっきりしたことが分からず、抜け出せたのか悲しい結末なのかが分からず、もやっと感の残る作品でした。でも、ストーリーとしては特殊で、どうなるんだろうというわくわく感もあり、星4つにしました!オススメです!
ヤマシタトモコ先生の漫画は、どの漫画も絵もストーリーも独特の世界観がありますね。
好きキライが分かれそうですが、私は好きです。
ある日突然現れたシェルターで囲われてしまった町、花井沢町。そこで起きる大小様々な事件や日常が、淡々としたタッチで描かれています。そこにある絶望、希望…
まだ全部読んでいませんが続きが気になります。
はじまりからずっと、少しづつ終わりに向かっていくお話だと思いました。
登場人物は各話で違っていて、隔離された小さな町のなかでそれぞれが日常を生きて、その町のなかで完結する物語です。