[小説]風を道しるべに…

風を道しるべに…
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あらすじ

あたし、白鳥麻央。14歳。パパは、貿易会社を経営していて、ママは元女優さん。家は、あの田園調布にあって、学校は、世間じゃ有名なお嬢様学校なの。親戚づきあいをしてる、ご近所の東郷家には、貴志さんと比呂志君の兄弟がいて、どちらかが、あたしの未来のお婿さんらしいの! パパとママは、今、ヨーロッパ旅行中。この時は、あたしの未来に何が待ってるのかなんて、もちろん知らなかったんだ……。

巻数一覧/本編購入

  1. 続・風を道しるべに…(1) MAO 19歳・秋
    続・風を道しるべに…(1) MAO 19歳・秋
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    私は、よくよく田舎に縁があるらしい。乗馬留学のため、はるばるやってきたこのイギリスも、果てしない緑の草原に囲まれた小さな街で暮らすことになった。『ROVER RIDING SCHOOL』。私が入学した学校。イギリス一名門といわれる乗馬学校は、しかし、笑いたくなるほど素朴で質素で何もかもが古くさい……。人気大河小説『風を道しるべに…』の続編ついに刊行! あの感動を、もう一度!!

  2. 続・風を道しるべに…(2) MAO 19歳・冬
    続・風を道しるべに…(2) MAO 19歳・冬
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    旧友たちとのクリスマス・パーティーの帰り道は、自然と健太郎と二人になった。私たちは二人とも、かなり疲れていた。足取りも重い。「どうして……」私はつぶやく。「私たちはこうなっちゃったのかしら」私の声は、健太郎にきこえないほど小さくはないのに、彼の耳には届かない。もう何も届かない。人気大河小説『風を道しるべに…』の続編第2巻。

  3. 続・風を道しるべに…(3) MAO 19歳・春
    続・風を道しるべに…(3) MAO 19歳・春
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    健太郎との恋で悩む私の心のすきまに、デュークは、あっという間もなく忍びこんでいた。恋は、身構える暇すらない。一度のまれてしまったら、絶対的な勢いで流れていくだけ。デュークとの恋を危険だと予言したジェーンの言葉さえ、私の耳には入らない。「愛しているよ。心から……」デュークは私を抱き寄せる。そして……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編第3巻! あの感動を、もう一度!!

  4. 続・風を道しるべに…(4) MAO 20歳・夏
    続・風を道しるべに…(4) MAO 20歳・夏
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    デュークとは、あれ以来、ぱったりと連絡が途絶えてしまった。オックスフォードの駅で別れたのが、私の不安どおり、最後になってしまった。あの時、激しく強く、私を抱きしめた別れ際のデュークの様子には、何か切羽つまった雰囲気が漂っていた。まちがいなく、デュークに何かが起こった。突然、姿を消さなければならない何かが……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編、いよいよ佳境に!!

  5. 続・風を道しるべに…(5) MAO 20歳・秋
    続・風を道しるべに…(5) MAO 20歳・秋
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    「天使よ……」ジェーンのささやく声がした。「天使が降りてきたのよ。MAO……」私は、激しく首を振る。私にはわからない。何もかもがわからない。何をいえばいいのか、どんな顔をすればいいのか、わからない。「デュークとの愛の結晶なのですよ」ミセス・ロイスはいった……。人気大河少女小説『風を道しるべに…』の続編、堂々の最終巻!! 完結編へと続く。

  6. 風を道しるべに…完結編(1)
    風を道しるべに…完結編(1)
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    北海道の大地も人も、私をあたたかく迎えてくれた。ここにいると私は心から安らぐことができる……。しかし、私には“母になる“という、重大な仕事がひかえている。そして、新しい風の中を歩きださねばならないのだ……。大人気大河ロマン『風を道しるべに…』完結編スタート!

  7. 風を道しるべに…完結編(2)
    風を道しるべに…完結編(2)
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    「君はいつも裸馬に乗って生きているようなものだ」健太郎の言葉は当たっていると思った。乱暴で、目茶苦茶で、後先かえりみず、無鉄砲に走り続ける。いつ振り落とされるかわからない。馬のたてがみだけを頼りに風の中を突っ走る……。それが私の生き方。だとしたら、今、私がしがみつくたてがみはなんなのだろう?と麻央は思った。

  8. 風を道しるべに…完結編(3)
    風を道しるべに…完結編(3)
    倉橋燿子
    必要ポイント:500pt

    ふたたび、イギリスの乗馬学校への留学を決意した麻央。その出発の日、空港で皆に別れの挨拶をした麻央が、まさに、ゲートを過ぎようとしたときに……!? 波乱にとんだ青春をおくった麻央、明日からの幸せをともにするのは誰……? 全18巻の大河恋愛ドラマ「風を道しるべに…」いよいよ最終巻です!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    迷った時に読みたい

    中学生の時に初めて読みました。
    25歳になった今でも思い悩んだときや、何かモヤモヤするときに読みます。

    主人公が思春期から大人になるまでを描いていて、ひとつひとつの壁を周りの人に助けられながらも、自分の力で乗り越えていく姿に元気と希望をもらいます。

    北海道やイギリスの牧場や街、民間、学校などの情景と共に描かれる主人公の感情描写がとても好きです。

    これからもずっとこの物語を大切にしたいです。

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  2. 評価:4.000 4.0

    私は学生の頃から乗馬を習っていて、昔読んでいました。
    懐かしくてまた読んでみました。
    面白いですが、乗馬や馬に関して間違った描写が多いです。

    まず麻央が乗馬を習い始めたばかりの頃に何度も落馬するシーン。落馬なんてそんなにしょっちゅう起こることではないし、下手だから落馬するというわけではないです。大抵は障害飛越の時に踏み切りや着地のタイミングが合わなかったり、馬が物音などに驚いて暴走してしまったりした時に起こります。
    それに馬から落ちて何度も尾骶骨を打って平気なわけはないですよ。
    私は一度の落馬で尾骶骨を骨折しましたから。

    それから麗華がポーラスターに無理矢理乗って暴走させて怪我をさせるところ。
    自分のせいで馬に怪我をさせておいて、「ウスノロの馬!不良品!」と罵倒していましたが、乗馬をやっている人があんなに馬に愛情を持てないなんてありえないと思います。

    そして麻央が怪我をしたポーラスターを心配して、「安楽死なんかさせられたらどうしよう。立てなくなった馬は役立たずとして安楽死させられてしまうことを私は知っている」と言ってましたが、大きな誤解です。
    確かに重度の骨折で安楽死になってしまう競走馬はいますが、役立たずだからという理由ではないんです。

    馬は体重がある為に、骨折した脚をかばって立っているうちに残りの脚に負担がかかりすぎて蹄葉炎という病気になり立っていられなくなります。
    そして寝たきりになってしまうと、血流が阻害され内臓が圧迫されて、苦しみ抜いて亡くなってしまいます。

    その為重度の怪我で治る見込みがないと診断されると、馬の苦しみを長引かせない為に安楽死という苦渋の決断が下されるんです。
    決して役立たずだからではありません。
    誤解を与えるようなことを書くのはやめてほしいです。

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